出羽守 (俗語)
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俗語における出羽守(でわのかみ)は、他者の例を引き合いに出して物事を語る人のことである[1][2]。ではの神という表現も存在する[3]。特に海外と比較して日本を批判する人を「海外出羽守」と呼ぶ[4]。また、「欧米では~、日本では~。だからもう日本は“終わり”だ!」とばかり話している人は「尾張守(おわりのかみ)」という[5]。
注釈
出典
- ^ a b c “【編集局から】「出羽守」って知ってる? ことあるごとに海外や他の業界の状況を引き合いに”. zakzak by 夕刊フジ (2020年4月1日). 2020年6月13日閲覧。
- ^ a b "出羽守". デジタル大辞泉. コトバンクより2020年6月13日閲覧。
- ^ "ではの神". デジタル大辞泉. コトバンクより2020年6月13日閲覧。
- ^ a b c “出羽守とは でわのかみ”. IT用語辞典バイナリ. 2020年6月13日閲覧。
- ^ “結果を出した菅首相も1年で退陣させる…「日本はダメ」しか報じないマスコミが日本をダメにしている 「欧米はすごい。一方、日本はダメ」のワンパターン”. PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) (2022年5月5日). 2022年5月13日閲覧。
- ^ a b 週刊ポスト (2020年3月30日). “「コロナ出羽守」の言い分、白人様による差別は問題ない”. NEWSポストセブン. 小学館. 2020年6月13日閲覧。
- ^ a b c 週刊ポスト (2017年12月4日). “「外国では…」 とにかく気持ちいい“出羽守説法”の万能感”. NEWSポストセブン. 小学館. 2020年6月13日閲覧。
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2628~2632/4032)
- ^ a b 中山由五郎 等 編『モダン語漫画辞典』 p.25 洛陽書院 1931年 [1]
- ^ 『奈良県立奈良図書館月報 23(2)』 p.1 奈良県立奈良図書館 1942年2月 [2]
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2603~2608/4032)
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2608~2613/4032)
- ^ 坂口安吾 安吾の新日本地理 道頓堀罷り通る
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2613/4032)
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2618/4032)
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2667~2672/4032)
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2676~2686/4032)
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2739~2744/4032)
- ^ 河野(2019) (Kindle版、位置No.2744/4032)
- ^ "Rape rate: Countries Compared". NationMaster (英語). 2020年6月13日閲覧。
- ^ a b 小田嶋隆 (2020年9月25日). “出羽守に叱られろ!”. 日経ビジネスオンライン. 2021年10月22日閲覧。
- 1 出羽守 (俗語)とは
- 2 出羽守 (俗語)の概要
- 3 批判
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