入江1【イリエワン】(観賞樹)
登録番号 | 第14384号 | |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | 入江1 よみ:イリエワン | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 入江亮次 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市右京区鳴滝本町3番地7 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 入江亮次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の育成系統に「墨田の花火」を交配して育成されたものであり、花形は八重咲で中間型、花色は淡紫ピンクの鉢物向きの品種である。樹形は開張性、樹高及び枝の斑点の多少は中である。葉身全体の形は卵形、先端の形は鋭尖形、基部の形は丸形、切れ込みの有無は有、葉縁の形は細かい、葉身長は中、葉身幅はやや狭、成葉表面の色は緑である。花序の形は半球形、花形は中間型、直径は小である。装飾花の数はやや少、花形は八重咲、がく片の重なりは有、重なり程度は中、直径はやや小、単色・複色の別は単色、色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902)である。がく片の形は卵形、縁の切れ込みの有無は一部有、深さは浅、がく片の数は8以上である。花色の変化性は有、開花の開始時期は早である。「城ヶ崎」と比較して、花序の形が半球形であること、がく片の縁の切れ込みが一部有ること等で、「おたふく」と比較して、花序の花形が中間型であること、がく片の数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に育成者の温室(京都府京都市)において、育成者所有の育成系統に「墨田の花火」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ユ-ミ-1」であった。 |
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