僕の父さんとは? わかりやすく解説

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僕の父さん

原題:
製作国:日本
製作年:1946
配給:
スタッフ
演出:阿部豊 アベユタカ
製作:筈見恒夫 ハズミツネオ
脚本:木村千依男 キムラチヨオ
撮影:小原譲治 オバラジョウジ
音楽:鈴木静一 スズキセイイチ
美術:北辰雄 キタタツオ
録音:神谷正和 カミヤマサカズ
照明:藤林甲 フジバヤシコウ
キャスト(役名
古川緑波 フルカワロッパ古川ロッパ (田川太郎
加賀美一郎 カガミイチロウ (六太郎の子一郎
石田守衛 イシダモリエ (鍋井さん)
飯田蝶子 イイダチョウコ (女房おりん)
中村哲 ナカムラテツ (市倉先生
杉寛  (矢野省造)
市川春代 イチカワハルヨ (長女佳代子)
三谷幸子 ミタニサチコ (次女喜代子
落合富子 オチアイトミコ (三女美代子)
解説
歌へ!太陽」に次ぐ阿部豊演出作品
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
田川光太郎永い間、田舎親類預けて置いた一人息子一郎手許引き取って一緒に暮らすことになった。紅晴れ峠道父子連れ立って歩きながら父は逝くなった母のことを聞かせている。一郎の母有名なオペラ歌手で、父と一緒に歌っていたのだが、一郎小さい頃に二度と帰らぬ天国行ってしまった。妻の死んだ十年前にも、今日のように、綺麗な虹が出たのを田川想い出し、妻の遺言通り一郎立派な声楽家育てよう決心する東京の家へ帰ると貧乏詩人の鍋井さんやおりんさん悦んで迎える。田川嬉しかったが、唯一困ったことがある。それは一郎父親を、今でも立派な声楽家だと思っていることです。歌手として峠を越した田川は今では相棒の鍋井と二人で子供相手紙芝居やっているのである田川はこの商売恥ずかしいとは思わないが、本当のこと言って一郎失望させたくなかった。一郎市倉音楽塾に通っている。一郎ある日紙芝居屋さんに逢う一郎の姿を見たその妙な髭をつけた紙芝居屋さんは何故か一目散に逃げて行く。父の田川その頃偶然のことから放送局八野部長やその長女アナウンサー勤め佳代子と知り合いとなり、その紹介で鍋井くんと二人放送局擬音係に採用される歌手でなくとも放送局出勤できることだけで田川気持ち浮き浮きしている。ところが少年合唱隊の一人として放送局に来た一郎擬音係として大童となっている父の姿を発見して、すっかり悄気て家へ戻って来る。この一郎沈んだ姿を眺めた父は、偽りの上には決して幸福のないことを悟り自分歌手として人気失いながらしかも正しい生活のために闘って来たことを打ち明けるひとしきり降った空が晴れて、虹が出た。あの峠で語り合ったことを思い出し父と子は母のために立派に生きよう誓い合う。春の豪華放送の日に待望人気歌手たちが、事故のため到着が遅れる。かねて田川声帯模写才能知っている矢野部長佳代子は、その代役田川立たせる。これが大成功収める。更に彼にもっと嬉しいことは一郎才能市倉先生や、矢野部長認められ少年歌手として初めマイク前に立ったことである。父の放送が終わると、息子マイクの前で美しい声で唄い出す。それに和す父親の顔はこぼれるようにほころびのである




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