乱視

デジタル大辞泉

らん‐し【乱視】

読み方：らんし

目の角膜や水晶体などが球面となっていないため、光線が網膜上の一点に集まって像を結ぶことのできない状態。また、その目。

目の事典

乱視

乱視 　 （右眼の例）弱主経線乱視軸による分類

乱視とは，角膜や水晶体の屈折異常のため，眼に入った光が焦点をむすばない状態をいい，屈折異常の約1/3（近視ではその25%）あるといわれています。その理由は，目の径線（地球儀の例で考えると便利）の，径線ごとに屈折カが違うためです。 一番強い屈折を示す径線（強主径線）と一番弱い屈折を示す径線（弱主径線）の二つの主経線の一方が正視のときは単乱視，両主径線ともに遠視や近視のときは複性乱視，主径線の一方が遠視でもう一方が近視のときは混合乱視といいます。そして，主経線の方向により，・倒乱視，・斜乱視，・直乱視に分類されます。 乱視表（石原式）　　乱視眼が見た図

レーシック用語集

乱視

均一なはずの線がムラに見えたり、一つのものが二重に見えたり、極端に眼が疲れやすい、などの症状です。水晶体が原因の場合もありますが、多くは角膜表面のカーブが均一でないことが原因です。年齢が若く軽度の乱視の場合には、自覚症状がほとんどありませんが、年齢が進むにつれて症状が現れてくることもあります。視力障害（遠くも、近くも見えにくくなる）、単眼複視（片眼で見ても、二重に見えることがある）、眼精疲労（調節の努力のために眼が疲れるほか、夜間に見えにくくなる、電光掲示板の文字がにじんで見える）などの症状パターンがあります。角膜が原因の場合、ウェーブフロントレーシックで治療できることがあります。

ウィキペディア

乱視

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/15 10:47 UTC 版)

乱視（らんし）は、目の屈折異常のひとつ。角膜や水晶体が歪んで回転体でなくなる事によって光の屈折がずれ、焦点が合わなくなる。

ウィキペディア小見出し辞書

乱視

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/14 13:36 UTC 版)

「斜頭症」の記事における「乱視」の解説

乱視を発症する可能性がある。

乱視

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/14 13:30 UTC 版)

「絶壁頭」の記事における「乱視」の解説

乱視を発症する可能性がある。

乱視

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/17 00:50 UTC 版)

「向き癖」の記事における「乱視」の解説

乱視を発症する可能性がある。

乱視

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/24 09:14 UTC 版)

「短頭症」の記事における「乱視」の解説

乱視を発症する可能性がある。

乱視

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/14 21:48 UTC 版)

「眼鏡」の記事における「乱視」の解説

トロイダルレンズ（近視や遠視を全く含まない乱視の場合は円柱レンズとなる） 近視や遠視の有る無しに関わらず、ほとんどの人は乱視をもっている。近視や遠視で眼鏡を作成する場合は、軽い乱視でもついでに矯正する場合が多い一方で、軽い乱視ならば矯正しないほうが眼鏡に慣れやすくてよいとする意見もある。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

乱視

出典:『Wiktionary』 (2021/06/19 14:33 UTC 版)

この単語の漢字
乱	視
らん 第六学年	し 第六学年
音読み	音読み

発音

ら↗んし

ら↘んし

名詞

乱視 (らんし)

1. (病理学) 角膜などが歪む事で光の屈折がずれ、焦点が合わなくなる目の異常。

参照

• 近視
• 遠視

翻訳

• アイルランド語: aistiogmatacht ^(ga) 女性
• アルメニア語: աստիգմատիզմ ^(hy)
• イタリア語: astigmatismo ^(it) 男性
• 英語: astigmatism ^(en)
• カタルーニャ語: astigmatisme ^(ca) 男性
• ギリシア語: αστιγματισμός ^(el) 男性
• スペイン語: astigmatismo ^(es) 男性
• タイ語: สายตาเอียง ^(th)
• チェコ語: astigmatismus ^(cs) 男性
• 中国語: 散光 ^(cmn) (sǎnguāng), 亂視 ^(cmn), 乱视 ^(cmn) (luànshì)
• 朝鮮語: 난시 ^(ko) (南), 란시 ^(ko) (北)
• デンマーク語: astigmatisme ^(da) 通性
• ドイツ語: Astigmatismus ^(de) 男性
• トルコ語: astigmatizm ^(tr)
• ノルウェー語:

  ブークモール: astigmatisme ^(nb) 男性

  ニーノシュク: astigmatisme ⁽ⁿⁿ⁾ 男性

• フィンランド語: hajataittoisuus ^(fi)
• フランス語: astigmatisme ^(fr) 男性
• ベトナム語: loạn thị ^(vi+)
• ポーランド語: astygmatyzm ^(pl) 男性
• ルーマニア語: astigmatism ^(ro) 中性
• ロシア語: астигмати́зм ^(ru) 男性

Weblio日本語例文用例辞書

「乱視」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は乱視だ。
• 乱視です。
• 強い乱視はコンタクトレンズのほうが矯正できます。
• 乱視でない
• 未矯正乱視
• 乱視（点イメージを形成することができる）を持たないレンズまたはレンズ・システムに関係するさま
• 乱視の影響を受けず適正な点像を形成するように考案された合成レンズシステム
• 乱視を矯正するように設計されたレンズ
• 乱視または近視の目における光線の正しくない屈折
• 乱視の目
• 乱視という,物体を明視できない眼の症状