丸物百貨店とは? わかりやすく解説

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丸物

(丸物百貨店 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 09:23 UTC 版)

丸物(まるぶつ)とは、かつて全国的に店舗展開していた百貨店の一つである。本店は京都府京都市下京区で、のちの近鉄百貨店京都店にあたる。法人格は現在の近鉄百貨店に引き継がれている。


注釈

  1. ^ 株式会社丸物 有価証券報告書(昭和43年2月期)
  2. ^ a b 『流通会社年鑑』1990年版, 日本経済新聞社, (1990-11-24), pp. 77-78 
  3. ^ a b c d e 渡辺一雄『新風 ある百貨店の挑戦』経営書院 1995年11月30日。ISBN 4-87913-564-X
  4. ^ a b アサヒグラフ」臨時増刊号(1959年11月30日発行)
  5. ^ 渡辺一雄『そごうの西武 大包囲戦略』光文社 1988年5月31日。ISBN 9-78433-401-221-2 p102-105
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 株式会社京都近鉄百貨店 有価証券報告書(2000年2月期)
  7. ^ a b 京都近鉄百貨店 1978年2月期 有価証券報告書
  8. ^ 『株式会社設立五十周年記念社内誌』 P73
  9. ^ 『株式会社設立五十周年記念社内誌』 P74
  10. ^ “「丸物さよならバーゲン」の一日拝見”. 京都新聞 (夕刊) (京都新聞社): p. 3. (1977年5月24日) 
  11. ^ 『株式会社設立五十周年記念社内誌』 P56
  12. ^ 味わいの仏ブランド、食卓関連用品店を京都近鉄百が展開 1991/04/20 日経流通新聞 4ページ
  13. ^ 京都近鉄百貨店社長井上素夫氏――衛星店舗拡充に勝算(エコー)1991/04/28 日本経済新聞 地方経済面 近畿A 9
  14. ^ “湖南地域に新たな“顔” 草津近鉄百貨店オープン”. 京都新聞(京都新聞社). (1997年9月6日)
  15. ^ “目標売り上げ、120億円ほぼ達成 開店1周年 草津近鉄百貨店” 京都新聞(京都新聞社)(1998年9月6日)
  16. ^ a b 京都近鉄百貨店が早期退職50人募集”. 日刊京都経済. 2021年11月16日閲覧。
  17. ^ 会社概要”. Kサポート. 2021年11月16日閲覧。
  18. ^ a b 京都近鉄百貨店、9月に近鉄商業開発を吸収合併”. 日本食糧新聞. 2021年11月17日閲覧。
  19. ^ “近鉄百、京都近鉄百を救済合併”. 日経流通新聞日本経済新聞社). (2000年11月7日)
  20. ^ 京都近鉄の創業一族退任/近鉄百貨店が役員人事”. 四国新聞. 2021年10月13日閲覧。
  21. ^ 「近鉄百貨店京都店が閉店へ 土地・建物をヨドバシカメラに売却」 京都新聞電子版(京都新聞社)(2005年7月25日)
  22. ^ 出世ナビ 社長に聞くセレクション「郊外店、こだわり食品で再生 無印やロフトも取り込み」 - 日本経済新聞社
  23. ^ 高度経済成長期の輸送力増強 近鉄資料館(近畿日本鉄道) 2021年9月27日閲覧
  24. ^ 株式会社近鉄百貨店「~ 地域共創型百貨店をめざして ~ 2020.2.21(金)近鉄百貨店草津店 全館リフレッシュオープン」(2020年2月13日)
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  33. ^ 『報道写真集 名古屋情熱時代』樹林舎、2009年
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  36. ^ 「丸栄」の屋号復活し跡地に新商業施設 3月末に開業 名古屋・中区栄”. 中京テレビ (2022年2月17日). 2022年2月17日閲覧。
  37. ^ 名古屋・丸栄跡地の商業施設「マルエイ ガレリア」が3月31日開業”. 朝日新聞 (2022年2月17日). 2022年2月17日閲覧。
  38. ^ マルエイガレリア - 名古屋市中区栄のショッピングモール”. マルエイガレリア. 2022年4月6日閲覧。
  39. ^ 沿革 | 同志社校友会静岡県支部 浜松同志社クラブ
  40. ^ “伸び悩む大塚周辺”. 豊島新聞(豊島新聞社). (1959年12月6日)
  41. ^ 産経新聞社社会部 『東京風土図』 社会思想社、1993年11月。ISBN 978-4390501927
  42. ^ 分離派建築博物館 石本喜久治
  43. ^ “鴻池組で解体 大塚駅前の旧白木屋大塚分店 三井不レジ”. 建設通信新聞 (日刊建設通信新聞社). (2017年7月18日) 
  44. ^ “京都近鉄百貨店、2店目、大津市に衛星店”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 45 地方経済面. (1990年11月23日) 
  45. ^ “京都近鉄百貨店、JR草津駅前の再開発――出店へ方針を転換”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 10(地方経済面 近畿B). (1993年6月2日) 
  46. ^ “滋賀・草津駅前の近鉄百貨店出店難航 市、隣接地を買収し百貨店誘致”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 6. (1994年2月22日) 
  47. ^ “草津近鉄百貨店が開業、予想上回る2万7000人来店”. 日経流通新聞 (日本経済新聞社): p. 45 地方経済面 京都・滋賀. (1997年9月6日) 

出典

  1. ^ 「京都物産館」とは別資本で開業したが、同様に土産物販売を中心とする経営形態をとっていた。
  2. ^ 出典(後述)には「四条通の百貨店」とあるが、十銭ストアを展開したのは当時烏丸松原に本店があった髙島屋。
  3. ^ 東京丸物を「パルコ」に転換する際、丸物のイメージに合わせたディスカウントストアにする構想もあった。
  4. ^ (浜松)松菱に当時存在した分店
  5. ^ 有楽町読売会館にあったそごう東京店も同様に小規模で、神戸店やあとから開店した各支店より売り上げが小さかった。ファッションに特化しての存続を検討するも、2000年(平成12年)に閉店した。現・ビックカメラ有楽町店。
  6. ^ 同様に伊藤忠商事の傘下に入った百貨店として金沢市武蔵ヶ辻の「丸越」があげられる。こちらも電鉄資本(名鉄グループ)の出資を受けたが、伊藤忠商事との共同経営の形を取った。現在の金沢エムザ
  7. ^ 出典には「大阪府と奈良県」とあるが、奈良県で最も古い近鉄百貨店奈良店は1972年開業であり、丸物に出資した当時は近鉄百貨店はおろか、百貨店そのものが奈良県には存在しなかった。一方、大阪市の2店舗は戦前に開業していたほか、四日市近鉄百貨店も1960年にすでに開業している。
  8. ^ 西陣分店や舞鶴支店は、本店や岐阜支店の数分の1の規模であった。
  9. ^ ただし丸物でも役員を務めていた。
  10. ^ 条件面で折り合わず、岐阜髙島屋として単独出店している。直営2店舗とも髙島屋がライバルとなる予定だった。
  11. ^ 会社全体が近鉄グループ入りした当社とは異なるが、こちらも2017年(平成29年)に電鉄資本(阪急阪神東宝グループ)のエイチ・ツー・オー リテイリングに譲渡され、2019年(令和元年)から阪急百貨店の支店・神戸阪急となった。京都店と似たような経過を辿っている。
  12. ^ 後に枚方出店したものの豊橋がグループ外となった当社に対し、そごうは千葉など多店舗展開を図った。ますます経営規模の縮小した丸物側のメリットが大きくなった。
  13. ^ 近鉄百貨店(本店・阿倍野)も、1990年代にりんくうタウンでそごうと共同出店(そごうの百貨店+近鉄百貨店の専門店)の構想があった。
  14. ^ 株式会社丸物フードサービスとして設立された企業で、1977年から1990年代まで「株式会社丸物」を名乗っていた。現在も近鉄グループに残る「ミディ総合管理」とは別会社。
  15. ^ もともと別資本の企業だったが、#沿革にある通り、当社の株式会社設立総会は蹴上の都ホテルで行われた。
  16. ^ 京都・岐阜・草津の3店舗でしか使えず、近鉄百貨店阿倍野本店はじめ、他の近鉄百貨店グループ各店では使用できなかった。
  17. ^ 当時の京都近鉄百貨店ホームページ(1999年2月21日時点のアーカイブ)”. 2021年10月13日閲覧。ではこの3店舗が並んで表示されているが、枚方近鉄百貨店の合併前(京都近鉄百貨店ホームページ(1997年8月15日時点のアーカイブ)”. 2021年11月17日閲覧。)のものを閲覧しても枚方近鉄百貨店は表示されていない。
  18. ^ 後年の京都近鉄百貨店と近鉄百貨店同様、既に存在した丸物工器を逆さ合併する形となっている。
  19. ^ 『新風 ある百貨店の挑戦』(P110)では、京都本店近くに住み、丸物・京都近鉄百貨店の株主でもある老人が高田多喜男(京都近鉄社長)に「九州・八幡(旧・福岡県八幡市)のご出身やったそうですが」と述べている。
  20. ^ 約3966m2
  21. ^ 「新宿三越アルコット」を経て、現在はビックロ





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