丸三綿業とは? わかりやすく解説

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丸三綿業

(丸三綿業株式会社 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 07:34 UTC 版)

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丸三綿業株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本
370-0883
群馬県高崎市剣崎町191-1
設立 2018年3月
業種 繊維製品
法人番号 8010001190096
代表者 代表取締役 今井徳英
資本金 1,000万円
従業員数 30名
外部リンク marusan-mengyo.com
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丸三綿業株式会社(まるさんめんぎょうかぶしきがいしゃ)は、群馬県高崎市に本社を置く寝具メーカーである[1]

2001年末以降、天然素材を使用した布団など高級寝具の販売を行ったほか、2002年からは高級寝具の販売をさらに拡大した[1]。この背景として、既存商品が輸入低価格商品との競争で苦戦していたことが挙げられ、高級品指向に転換することで対応した[1]

農業生物資源研究所と共同で、新しい綿綿「シルクフィル」を開発し、2010年に特許を取得した[2]。手作業を行わず、かつコストを半減化できる真綿生産の新技術であり、炭酸ナトリウムなどの薬品により糸からセリシンを完全に除去することで、完全な機械化などを可能とした[3]。その後、日本経済新聞社が実施した2011年度第2回技術トレンド調査で4位に選出された[4]。なお、2011年にシルクフィルを使用した掛け布団を発売したものの、高価であり販売に難航したため、その後は肩当てやベストなどの小物やシルクフィル自体の販売も行っていった[2]

脚注

  1. ^ a b c 「20万円以上の高級寝具拡販 丸三綿業 健康志向の顧客層開拓」『日本経済新聞』、2002年1月9日、茨城41面。
  2. ^ a b 「創る 絹の道 (12) シルクで特許 製品開発」『読売新聞』、2013年4月24日、群馬33面。
  3. ^ 「真綿の生産 薬品洗浄でコスト半減 農業生物資源研と丸三綿業 保温力、羽毛並み」『日経産業新聞』、2011年5月30日、11面。
  4. ^ 「2011年度技術トレンド調査(第2回)(上) 塗れるトランジスタ首位」『日経産業新聞』、2011年7月25日、11面。

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