三橋鷹女とは?

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三橋鷹女

三橋鷹女の俳句

あたたかい雨ですえんま蟋蟀です
くちびるに夜霧を吸へりあまかりき
この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉
つはぶきはだんまりの花嫌ひな花
てのひらに蜂を歩ませ歓喜仏
ひるがほに電流かよひゐはせぬか
みみづくが両眼抜きに来る刻か
みんな夢雪割草が咲いたのね
めんどりよりをんどりかなしちるさくら
一匹の蟻ゐて蟻がどこにも居る
初嵐して人の機嫌はとれません
初湯出て青年母の鏡台に
十方にこがらし女身錐揉みに
千の虫鳴く一匹の狂ひ鳴き
囀や海の平を死者歩く
墜ちてゆく 燃ゆる冬日を股挟み
夏瘦せて嫌ひなものは嫌ひなり
天地ふとさかさまにあり秋を病む
寒月光こぶしをひらく赤ん坊
日の本の男の子かなしも業平忌
日本のわれはをみなや明治節
春の夢みてゐて瞼ぬれにけり
暖炉昏し壺の椿を投げ入れよ
暖炉灼く夫よタンゴを踊ろうか
月見草はらりと宇宙うらがへる
枯蔦となり一木を捕縛せり
炎天を泣きぬれてゆく蟻のあり
狂ひても女 茅花を髪に挿し
白露や死んでゆく日も帯締めて
秋風や水より淡き魚のひれ
笹鳴に逢ひたき人のあるにはある
老いながらつばきとなつて踊りけり
老鴬や泪たまれば啼きにけり
荒海にめしひて鯛を愛すかな
蔦枯れて一身がんじがらみなり
薄紅葉恋人ならば烏帽子で来
詩に痩せて二月渚をゆくはわたし
雪をよぶ 片身の白き生き鰈
鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし
風鈴の音が眼帯にひびくのよ
 

三橋鷹女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/12 01:19 UTC 版)

三橋 鷹女(みつはし たかじょ、1899年12月24日 - 1972年4月7日)は、千葉県出身の俳人。本名・たか子。幼名・文子。旧号・東文恵。原石鼎小野蕪子に師事。戦後、新興俳句系の「俳句評論」等に関わる。昭和期に活躍した代表的な女性俳人として中村汀女星野立子橋本多佳子とともに四Tと呼ばれた。


  1. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房、2015年)222頁


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