三・苦

デジタル大辞泉

さん‐く【三苦】

読み方：さんく

仏語。心身を悩ます3種の苦。寒熱・飢渇・病気などそれ自体が苦の苦苦(くく)、楽事が破れて苦に変わる壊苦(えく)、世の無常から受ける行苦(ぎょうく)。

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苦 (仏教)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/31 15:29 UTC 版)

仏教における苦（く、巴: dukkha、梵: दुःख, duḥkha、蔵: sdug pa）とは、苦しみや悩み、精神や肉体を悩ませる状態を指す。対義語は楽。

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三苦

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 00:14 UTC 版)

名詞

三 苦（さんく）

1. 仏教で、苦苦、壊苦（えく）、行苦の三つの苦のこと。苦の三分類。→苦（漢字、意義）3。
   • 各熟語のかみの字は、しもの字「苦」を修飾していて、それぞれ、苦の原因を表わしていると考えればよく、すなわち、それらの熟語は「苦による苦」、「壊による苦」、「行による苦」を意味する。詳しくは各見出し語項目を参照されたい。

発音^(?)

サ↘ンク

関連語

• 四苦、八苦、四苦八苦、一切行苦、五陰盛苦、五蘊盛苦、名数^(wp)