ヴォゴン人襲来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:27 UTC 版)
「銀河ヒッチハイク・ガイド」の記事における「ヴォゴン人襲来」の解説
アーサーは「黄金の心」号に紅茶の合成を頼んだ。すると「黄金の心」号は船の全勢力を挙げて紅茶合成作業を始める。この作業のため、「黄金の心」号の動作はストップしてしまう。丁度そのとき運悪くヴォゴン人が襲来し、「黄金の心」号に攻撃をしかけてきた。「黄金の心」号の全動力は紅茶の合成に使われているので、逃げることすらできない。 ヴォゴン人達の攻撃目標は最後の地球人であり、『究極の問い』を知るための鍵を握っているかもしれないアーサーとトリリアンであった。『究極の問い』が見つかってしまうと職を失ってしまうかも知れないと恐れた精神科医がヴォゴン人達を雇って最後の地球人を殺そうとしていたのだ。銀河ハイウェイ建設のためという名目で消された地球であったが、実はこれも『究極の問い』を葬り去ろうという精神科医の陰謀であった。 絶体絶命のピンチに、ザフォドは交霊術を使って自分の曾祖父を呼び出す。曾祖父に助けてもらおうと考えたのだ。 曾祖父の名はザフォド四世。 「しかし…」フォードが聞く。「君自身がザフォドって名前なのに、なぜひい祖父さんはザフォド四世って名前なんだい?」 ザフォドが答える:「ああ、避妊具とタイムマシンの事故が重なってね」 呼び出されたザフォド四世はザフォドを助ける前にここぞとばかりにザフォドに説教する。 「ふん。大統領になっただと? あんなもの何の権力もない。ザフォドよ、宇宙の真の支配者を探すのだ」 ザフォドにそう指示すると、四世はヴォゴン人の爆撃を浴びぬよう皆をワープさせた。
※この「ヴォゴン人襲来」の解説は、「銀河ヒッチハイク・ガイド」の解説の一部です。
「ヴォゴン人襲来」を含む「銀河ヒッチハイク・ガイド」の記事については、「銀河ヒッチハイク・ガイド」の概要を参照ください。
- ヴォゴン人襲来のページへのリンク