レンズフィルター
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/16 07:08 UTC 版)
レンズフィルターとは、写真フィルターとも呼ばれ、写真や映像を撮影する場合や望遠鏡などで観察する際に、レンズの先端、後端、あるいは中間部分に装着して、ある波長の光を透過・遮断するための特殊色ガラスなどのカラーフィルタやその他の光学フィルターである。特殊なものに偏光フィルターなども存在する。
- ^ 例えば560nm以下の光をカットするフィルターはSC56である。
- ^ (小学館1966)p.367「フィルム」
- ^ Wratten#47フィルター(明るい青のフィルター、青系以外の波長を取り除く)を用いて白黒撮影すると似たような写真を撮ることができる
- ^ a b c d (小学館1966)p.366「フィルター」
- ^ JIS記号ではL37。
- ^ JIS記号ではL39。
- ^ 遠景が霞んだり、全体が青く見える現象。
- ^ ラッテン№7に相当する。現在はいずれも入手がかなり困難になっている。
- ^ ラッテン№6ないし9のいずれにも相当しない。
- ^ 極端に波長が短い場合は350μm付近からレンズのガラス、200μm付近からフィルムのゼラチン分による吸収が目立つようになるので、専用の器具が必要になる((小学館1966)p.367「フィルム」)。
- ^ (ゲンジ2003)p.295-297
- ^ というより非常に感光性が強く、カートリッジに入れてあっても普通の光にさらすと感光する( (ゲンジ2003)p.278)。
- ^ JIS記号ではR60。
- ^ (ゲンジ2003)p.278
- ^ JIS記号ではR64。
- ^ (ゲンジ2003)p.275
- ^ a b c d (亀井1994-8)p.70「撮影光源とカラーフィルム」
- ^ 「写真」と名がつくことからも分かるようにそれ用のかなり高温の電球で、家庭用の100W白熱電球は3000Kを下回るさらに低い色温度のため、電灯用フィルムでもそのままだと赤黄味の発色になる((亀井1994-8)p.70「撮影光源とカラーフィルム」)。
- ^ ケンコーの記号ではW。
- ^ ケンコーの記号ではC。
- ^ ただし、ブルーフィルターは色が暗く。露出時間を延ばさないといけないため。昼光用に起きやすい長時間露出のカラーバランスの崩れやフィルムの感度低下が出ることがあるので推奨はされない((亀井1994-8)p.70「撮影光源とカラーフィルム」)。
- ^ (小学館1966)p.366「フィルター」・368「フィルターとその効果」
- ^ 日本ではともにケンコーが取り扱っている。
- 1 レンズフィルターとは
- 2 レンズフィルターの概要
- 3 効果による分類
- 4 材質による分類
- 5 形状による分類
- 6 関連項目
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