recursive
「recursive」の意味・「recursive」とは
「recursive」は英語の単語で、主にプログラミングの分野で使われる。この単語は、ある関数が自分自身を呼び出すことを指す。具体的には、ある関数が自分自身を再度呼び出すことで、問題を分割し、解決する手法を指す。このような再帰的な処理は、プログラムのコードを簡潔にし、理解しやすくする効果がある。「recursive」の発音・読み方
「recursive」の発音は、IPA表記では /rɪˈkɜːrsɪv/ となる。IPAのカタカナ読みでは「リ・カーシヴ」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「リカーシブ」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「recursive」の定義を英語で解説
「recursive」は、"relating to or involving a program or routine of which a part requires the application of the whole, so that its explicit interpretation requires in general many successive executions"と定義される。これは、あるプログラムやルーチンの一部が全体の適用を必要とし、その明示的な解釈は一般的に多くの連続した実行を必要とすることを関連付ける。「recursive」の類語
「recursive」の類語としては、「circular」や「indirect」がある。これらの単語も同様に、何かが自分自身に戻る、あるいは間接的に影響を与えるという意味合いを持つ。「recursive」に関連する用語・表現
「recursive」に関連する用語としては、「recursion」や「recursively」がある。「recursion」は再帰のことを指し、「recursively」は再帰的にという意味である。これらの単語もプログラミングの文脈でよく使われる。「recursive」の例文
以下に「recursive」を用いた例文を10個示す。 1. The function is recursive.(その関数は再帰的である)2. Recursive algorithms can simplify complex problems.(再帰的なアルゴリズムは複雑な問題を単純化することができる)
3. The recursive nature of the function makes it efficient.(関数の再帰的な性質がそれを効率的にする)
4. The recursive function calls itself until it reaches a base case.(再帰関数は基底ケースに達するまで自分自身を呼び出す)
5. Recursive programming is a powerful tool in computer science.(再帰的なプログラミングはコンピュータ科学における強力なツールである)
6. The recursive process continues until a certain condition is met.(再帰的なプロセスは特定の条件が満たされるまで続く)
7. The recursive structure of the data makes it easy to process.(データの再帰的な構造が処理を容易にする)
8. Recursive methods can be difficult to understand at first.(再帰的な方法は初めて理解するのが難しいことがある)
9. The recursive pattern can be seen in many natural phenomena.(再帰的なパターンは多くの自然現象で見ることができる)
10. Recursive functions are often used in mathematical computations.(再帰関数は数学的な計算でよく使われる)
再帰
(リカーシブ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 14:08 UTC 版)
再帰(さいき、英: Recursion, Recursive)とは、ある物事について記述する際に、記述しているもの自体への参照が[注釈 1]、その記述中にあらわれることをいう。
注釈
- ^ 記述している対象と同義な性質・情報を有する(幾何学でいう相似関係の)主に小さい事象を参照と呼ぶ。記述している対象と完全に同一なもの(幾何学でいう合同図形)は参照に含めない。
- ^ 顛末まで解説すると、"recursion"の文字列には青のページリンクが張られており、このリンク先が"recursion"を再検索(自己参照)した結果ページという洒落。日本語版Google検索でも、「再帰」を検索すると同様の仕組みが「もしかして:再帰」で見られる。
- ^ なお、自然数に0を含めるか否かは扱う数学分野によって異なることがある(例えば数論や解析学では一般に0を含めない)。詳細は自然数を参照。
- ^ フィボナッチ数列の非再帰的な一般項は、次の通り[12]:
出典
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