モハ3600形(3603)
大東急発足後初の新車として昭和17年に製造された3650形のデハ3655号車を、目蒲線で不要となった平成元年に購入、両運転台化改造を受けた上で、翌年からモハ3603号車として十鉄で営業運転を開始しました。3650形は戦時中の資材不足の為、元々はクハ車として製造され、十鉄に譲渡されたデハ3655号車は戦後には、進駐軍専用車として使用された経歴を持ちます。デハ3655号車は、その後昭和28年に電装改造を受け、昭和48年に車体更新を受けています。現在でも十鉄で最古参の車両ですが、平成14年の7700・7200系登場までの14年間は、十鉄では一番の新参者でした。 |
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