アカネ色素とは? わかりやすく解説

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アカネ色素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 15:20 UTC 版)

アカネ色素(アカネしきそ)とは、アカネ科セイヨウアカネ英語版(学名:Rubia tinctorum、西洋茜、英語:madder)のから抽出される、アリザリンルベリトリン酸などを主成分とする赤色の色素である。かつては、食品用の着色料として用いられた。また、近縁で日本列島の在来種のアカネ(学名:Rubia akane、茜)も昔は用いられた。なお、布などの染料として用いる場合はある。


  1. ^ 「アカネレーキ」または、アカネを英語の「madder」で読んで「マダーレーキ」として用いられた。
  2. ^ 発がんイニシエーター(initiator)とは、DNAに作用して、突然変異を引き起こす能力を有した物質である。もし、これを生体が修復し損なった場合は、DNAが不可逆的に変化する。よって、たった1回作用しただけでも、DNAに不可逆的な変化を引き起こし得る。仮に、DNAに不可逆的な変化が発生した場合には、ガン化する恐れが出てくる。参考までに、発がんイニシエーターによって、ガン化の足掛かりができた後で、発がんプロモーター(promotor)が作用すると、ガン化が促進される。なお、英語の「initiate」は「積極的に開始する」といった意味を有し、同じく英語の「promote」は「促進する」といった意味を有している。ちなみに、発がんイニシエーターでもあり発がんプロモーターでもある物質も存在し、そのような物質は、完全発ガン物質英語版と呼ばれる。より詳しくは、各種関連記事を参照の事。


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