ポロネーズ第11番とは? わかりやすく解説

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ショパン:ポロネーズ第11番 ト短調

英語表記/番号出版情報
ショパン:ポロネーズ第11番 ト短調Polonaise g-Moll KK.IIa/1 CT161作曲年1817年  出版年1817年  初版出版地/出版社: Cybulski,   献呈先: Comtesse Victoire Skarbek

作品解説

2010年4月 執筆者: 塚田 花恵

作曲1817年
出版1817年ワルシャワ出版社:Cybulski)で出版

 ショパン7歳のときの作品記譜された現存する作品の中では、これがショパン第1作である。父親譜面書き取ったこの曲は、ワルシャワのツィブルスキ神父出版社から出されている。出版にあたっては、ショパン名親であるスカルベク伯爵が、経済面での協力行った。この曲は、彼の妹のヴィクトリア嬢に献呈されている。
 翌1818年出たワルシャワ雑誌には、「至難の曲をいともやすやすとかつ非凡な審美眼を以てピアノ上で奏でるのみならず、数篇の舞曲変奏曲作者でもあり、それらの作も??何より作曲家幼年考えれば??音楽専門家諸氏驚嘆措く能わざる水準なればなり。」(関口時正訳)と掲載された。
 構造はA(1-22小節)-B(23-38小節)-A(1-12小節)の三部形式両手交差させ、また多様な伴奏型を用いるなど、幼いながらピアノ表現可能性追求しているのが窺える




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