ボトルネック
ボトルネックとは、ボトルの口が液体の流れを決めているように、システム全体の処理性能の大部分を決めるシステムの部位のことである。その部位が性能低下の要因となっている場合に使われる。
処理スピードに問題がある場合に、どこがボトルネックかをまず最初に突き止めることが大切であり、システムのあちこちの箇所を闇雲に対策しても性能はあまり向上しないことが多い。
なお、コンピュータアルゴリズムで有名なクヌース(Donald E. Knuth)氏は、1971年の歴史的な論文の中で、FORTRANのプログラムを調査した結果、プログラムの4%以下の部分が実行時間の50%以上を占めていることを発表している。
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