プランド・ギビング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/23 01:30 UTC 版)
プランド・ギビング(Planned Giving)とは、寄付者が、遺言を含めて、自分の人生を通じた寄付について計画的に実施すること。米国でシニア層の寄付が進む要因のひとつが、このプランド・ギビング(信託制度を活用した寄付が進みやすくする仕組み。)である。1969年に米国で生まれ、税制上のメリット、特に有価証券や土地の寄付しやすさ、運用益の配当が受けられる制度設計などにより、寄付の促進に大きな貢献をしている。米国の場合、信託残高が約1285億ドル(約12兆円、2008年末)に至っている。 日本では、現在、税制上の制限から、プランド・ギビング型の信託の設計はできないため、より寄付が進みやすい環境を構築するため、「新しい公共」円卓会議の場や、民間非営利団体からの税制改正要望で「日本版プランドギビング信託(特定寄付信託)」の設計要望が出ている。
- 1 プランド・ギビングとは
- 2 プランド・ギビングの概要
- 3 外部リンク
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