ブルドッグ鉗子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 09:13 UTC 版)
ブルドッグ鉗子(ブルドッグかんし、英: bulldog forceps)は、外科手術で使用される鉗子の一種である。鋸歯状の顎を持ち、縫合糸や組織、血管を掴んで保持するためのバネ作用がある。バネの力が弱かったり、顎が柔らかい素材で覆われていたりすることがあるが、これは把持するものがひどく潰されないようにするためである。
この一般的なタイプの鉗子は、ヨハン・ディッフェンバッハやロバート・リストンを含む特定の外科医によって設計された[1][2]。
脚注・参考文献
- ^ Sonsthagen, Teresa (2013), Veterinary Instruments and Equipment: A Pocket Guide, Elsevier, p. 663, ISBN 9780323263139
- ^ Liston-type artery forceps, London, England, 1831-1870, Science Museum
- ブルドッグ鉗子のページへのリンク