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移動図書館

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 10:02 UTC 版)

移動図書館(いどうとしょかん)とは、書籍などの資料と職員を載せた自動車などを利用して図書館を利用しにくい地域の人のために各地を巡回して図書館のサービスを提供する仕組みである。


  1. ^ a b c d * Koontz Christine M.; Gubbin Barbara; International Federation of Library Associations; Institutions. Section of Public Libraries; 竹内ひとみ; 山本順一; 松井祐次郎; 佐藤久美子; 奥田倫子; 清水茉有子; 粟津沙耶香; 小林佳廉『IFLA公共図書館サービスガイドライン : 理想の公共図書館サービスのために』(第2版)日本図書館協会、2016年。ISBN 9784820415138NCID BB2064780Xhttp://repository.ifla.org/handle/123456789/1057 
  2. ^ a b c d e f g 石川敬史「<研究論文>移動図書館成立の序論的考察 : 1940年代後半から1950年代前半における活動名称を中心に」『筑波大学教育学系論集』第44巻第1号、筑波大学人間系教育学域、2019年10月、91-103頁、CRID 1050845763835672960hdl:2241/00159043ISSN 03858979 
  3. ^ ノルウェーやスウェーデンに船を用いた移動図書館がある。日本では広島県立図書館が文化船「ひまわり」を1962年(昭和37年)に就航させている(1981年(昭和56年)に廃止)。
  4. ^ 森崎震二編著『いま図書館では』(草土文化、1977年)、24ページ。なお同書5ページの口絵にはウォリーントン職工学校の巡回図書館の銅版画が掲載されている。
  5. ^ 図書館法第3条は「図書館は、図書館奉仕のため、土地の事情及び一般公衆の希望にそい、更に学校教育を援助し得るように留意し、おおむね左の各号に掲げる事項の実施に努めなければならない」と規定し、その第5項に「分館、閲覧所、配本所等を設置し、及び自動車文庫、貸出文庫の巡回を行うこと」としている。
  6. ^ 森崎震二編著『いま図書館では』(草土文化、1977年)によれば、「娯楽書中心の電車図書館」(『時事新報』1911年12月22日)や「アラバマ州で自動車図書館が大流行」(『都新聞』1912年1月19日)といった記事を根拠として例示している。
  7. ^ 図書館情報学ハンドブック編集委員会編、1999年 など
  8. ^ 図書館情報学ハンドブック編集委員会編、1999、p.718
  9. ^ 日本図書館協会編、1990、p.77
  10. ^ 石川敬史; 大岩桂子 著「戦後移動図書館活動の検証:千葉県立図書館「ひかり号」調査の概要報告」、日本図書館研究会オーラルヒストリー研究グループ 編『文化の朝は移動図書館ひかりから――千葉県立中央図書館ひかり号研究』日本図書館研究会、2017年3月31日、4-5頁。ISBN 978-4-930992-23-9 
  11. ^ 広島県立図書館サイト/こんなレファレンスがありました(メールマガジンから)/移動図書館船ひまわり号について知りたい(第67号)(2015年 11月 1日発行)(2022年 1月 29日閲覧)
  12. ^ 楽天・ニュース(2015年8月19日)
  13. ^ 楽天・ニュース(2014年3月26日)
  14. ^ Hj. Abu Bakar Hj. Zainal"Current Development of Brunei Libraries".CDNLAO NEWSLETTER.43.2002年1月30日(英語、2011年2月7日閲覧)
  15. ^ 毎日新聞』2006年2月6日。練馬区公式サイト内の練馬区の移動図書館車「ひかり号」アフリカで第二の人生! (PDF) も参照。


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