ピンク・ノイズとは? わかりやすく解説

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ピンク‐ノイズ【pink noise】

読み方:ぴんくのいず

周波数反比例し、高い周波数の音ほど弱くなる雑音。→ホワイトノイズ

[補説] 「ピンク」は、光で同様の周波数をもつものが、赤みがかって見えることから。


ピンク ノイズ 【pink noise】

Hz当たりの成分強さ周波数反比例する雑音1/fノイズともいう。

オクターブバンド巾あるいは1/3 オクターブ巾などの測定においては、そのエネルギー一定となる。

音場測定等の信号源として使用される

【対】ホワイト ノイズ

ピンクノイズ [pink noise]

オクターブ毎のエネルギー等し全周波帯ノイズ
例えば、10Hz~20Hz間と1000Hz~2000Hz間。両方とも1オクターブ間隔)。
ホワイトノイズ比べると低域が強調されザー聞こえる。
この音源は、録音機スピーカーなどの特性規正するのに使用される
参考----ホワイトノイズ [white noise
バンド毎のエネルギー等し全周波帯ノイズ
例えば、20Hz~21Hz間と 2000Hz~2001Hz間。両方とも1Hzの間隔。)
サー聞こえる。
FM放送の局間ノイズこれに当たるシンセサイザーなどの音源としても使用される

ピンクノイズ

英語 pink noise

オクターブバンドでのスペクトルが、一様な分布であるノイズのこと。一定周波数幅でのスペクトルでみると、ホワイトノイズに対して低周波数域が大きスペクトルで、ホワイトノイズに対して、少し色が付いたという意味でのピンクノイズである。

参照 ホワイトノイズ
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ピンクノイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/30 23:46 UTC 版)

ピンクノイズ: pink noise)とは、パワーが周波数に反比例する雑音のこと。同じ周波数成分を持つがピンク色に見えることからピンクノイズと呼ばれる。いわゆる1/fゆらぎを持った信号源をマクロに見た場合も似た感じになる。[独自研究?]




「ピンクノイズ」の続きの解説一覧

ピンクノイズ(1/fノイズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 14:55 UTC 版)

ノイズ」の記事における「ピンクノイズ(1/fノイズ)」の解説

PSD周波数反比例ホワイトレッド中間であることからピンク呼ばれる

※この「ピンクノイズ(1/fノイズ)」の解説は、「ノイズ」の解説の一部です。
「ピンクノイズ(1/fノイズ)」を含む「ノイズ」の記事については、「ノイズ」の概要を参照ください。


ピンクノイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/07 16:38 UTC 版)

カラードノイズ」の記事における「ピンクノイズ」の解説

詳細は「ピンクノイズ」を参照 ピンクノイズ周波数スペクトル両対数グラフで表すとほぼ直線になり、そのグラフ上の同じ幅の周波数範囲パワー等しくなる。つまり、40 から 60 Hz周波数範囲パワーは、4000 から 6000 Hz周波数範囲パワー等しい。実際ヒトの耳も似たような特性があり、元の周波数どういう値であれ、周波数が倍になると1オクターヴ上がった感じる(4060 Hz変化40006000 Hz変化同じよう感じる)。そこでオクターヴあたりのパワー等しいピンクノイズは音響工学における基準信号として使われることが多い。スペクトル密度言えばホワイトノイズに対して1オクターヴあたり3dB(周波数10倍あたり10dB)の降下を示す(密度1/f比例)。そのためピンクノイズを 1/f(f分の1)ノイズとも呼ぶ。 スペクトルには低周波数 (DC) から高周波数まで無限個の対数領域があるので、任意の有限エネルギースペクトルはどちらの端でもピンクノイズよりエネルギーが低い。べき乗則に従うスペクトル密度としてはピンクノイズだけがこの特性有する係数 β が大き場合高周波数の側で小さくなりすぎ、係数 β が小さ場合低周波数の側で限界生じる。 ピンクノイズ(10秒間) この音声映像がうまく視聴できない場合は、Help:音声動画の再生ご覧ください

※この「ピンクノイズ」の解説は、「カラードノイズ」の解説の一部です。
「ピンクノイズ」を含む「カラードノイズ」の記事については、「カラードノイズ」の概要を参照ください。

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「ピンク ノイズ」の例文・使い方・用例・文例

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