パーサック川とは? わかりやすく解説

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パーサック川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/09 01:48 UTC 版)

パーサック川
アユタヤにあるパーサック川にかかる橋
水系 チャオプラヤー川水系
延長 513 km
流域面積 16,291 km2
水源 ルーイ県ダーンサーイ郡ペッチャブーン山脈
河口・合流先 チャオプラヤー川アユタヤ県
流域 タイ

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パーサック川タイ語:แม่น้ำป่าสัก、Pasak River)は、タイルーイ県サラブリー県などを流れ、アユタヤ県で合流するチャオプラヤー川の支流の一つ。タイ国内の主要な河川の一つである。パサック川とも表記される。

概要

パーサック川は、タイ北部のペッチャブーン山脈に位置するルーイ県ダーンサーイ郡を水源にする。その後ペッチャブーン県ロッブリー県を通過し、サラブリー県との県境にあるパーサック・チョンラシットダムに到る。主流はそのままアユタヤ県へ西流し、アユタヤ県北東部でロッブリー川と合流した後でチャオプラヤー川に合流する。また一部は南のランシット運河に引き込まれている。

1924年、タイ初の灌漑用ダムである[1][2]ラーマ6世ダムがタールア郡に完成した。これにより、同ダムより南に延びるラピパット用水路を経由して、ランシット運河への効率的な導流が可能になった。

1994年から開始された「パーサック川流域開発計画」によって、1998年ロッブリー県パッタナーニコム郡とサラブリー県ワンムワン郡の間にパーサック・チョンラシットダムが建設された。[3]

脚注

  1. ^ Rama VI Dam, Phra Nakhon Si Ayutthaya Province” (英語). Go Ayutthaya (2021年1月14日). 2021年12月24日閲覧。
  2. ^ 森田敦郎, 小森大輔, 川崎昭如「チャオプラヤ川の学際踏査研究 その3:-流域社会と灌漑システムの変遷に関する予備的考察-」『生産研究』第65巻第4号、東京大学生産技術研究所、2013年、491-496頁、doi:10.11188/seisankenkyu.65.491ISSN 0037-105XNAID 130003384406 
  3. ^ 「パーサック・チョンラシットダム」Kanchanapisek Network 2008年1月2日

関連項目




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