パリティ保存とは?

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パリティ保存(P保存)、C保存、CP保存、T保存

素粒子あるいはいくつかの素粒子からなる系が,空間反転(鏡に映すことと等 価)に対して対称の時,波動関数符号変化パリティと呼ぶ。パリティ電磁気力強い力では保存するが,弱い力では保存しない。すなわち,弱い力 は,現実の世界と鏡に映った世界働き方が違うことになる。パリティは,素 粒子自身パリティ素粒子間の角運動量両方起因する。  素粒子あるいはいくつかの素粒子からなる系において、粒子反粒子互い逆にしても(C変換同様の状態になり、その波動関数符号変化有無が、 反応前後変わらないとき、C保存がなりたっているという。  CP反転とは上の2つの変換両方とも行うことである。この世ほとんど全て のものはCP反転に対して対称になっているのであるが,中性 K中間子中性B中間子では,これの破れCP非保存)が観測されている( CP非保存の項参照)。  もう1つのT変換は、時間向き逆にすることであるが、これに対応してT保存 というものを議論することができる。Tの保存破れは、まだ確認されていないが、 通常の理論では、CPT保存成り立っていると予想しているので、CP保存しない ような反応では、Tも保存ていない推測される。


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この記事は、「素粒子事典」の2006年8月3日版を転載しております。

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