ニコクレス (サラミス王)とは? わかりやすく解説

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ニコクレス (サラミス王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/11 08:05 UTC 版)

ニコクレス古代ギリシア語: Nικoκληςラテン文字翻字: Nikoklēs、ラテン語: Nicocles)は、古代ギリシアキュプロス(キプロス)における、サラミス王。紀元前374年ないし紀元前373年に、父(とされる)エウアゴラス1世の後を継いで即位した。ニコクレスは、父がとった親ギリシア (philhellenism) 政策を継承した。ニコクレスは、おそらくは、シドンのストラトン (Straton of Sidon) とともに、紀元前362年から紀元前360年サトラップ(太守)反乱の時期に死んだものと思われる。後継者として王位に就いたのは、その子(ないしは弟[1]エウアゴラス2世であった。


  1. ^ 井上、1965、p.47
  2. ^ ディオドロス『歴史叢書』xv. 47, intpp. ad loc.
  3. ^ Isocrates, Nicocles p.32
  4. ^ Isocrates, Evagoras p.207
  5. ^ Vit. X. Orat. p. 838, a.
  6. ^ ap. Athen. xii. p.531


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