ドメスチック・バクーフ諸陣営(アーウィン家とその配下など)
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アーウィン14世 銀河烈風結成当時のドメスチック・バクーフ総将軍。台詞はほとんどなかったが、銀河烈風や太陽隊がエルン・バイストを討ったことを感謝して報奨金や機動ロボ「テングーム」を贈ったりしていた。 しかし新惑星との関係が悪化する中、心臓発作により急逝してしまい、太陽系の情勢は一気に不穏な動きを見せていくことになる。モデルは徳川家茂。 ユーリ・カズン・アーウィン 声 - 村山明 アーウィン14世亡き後、動乱の中でアーウィン家とゴーショ家の両家の血を引く立場から、総将軍に担ぎ出される。総将軍に就くまでは、禁断とされていた両家の血を引いているという理由で、疎まれ若くして隠居状態に置かれる等、不遇の時を過ごしていた。当初は自らの手腕でバクーフ建て直しを図ろうと野心的だったが、総将軍職を解任され窮地に立たされても自分を見放さない人々がいることを知り、新たな理想のために力を尽くすことを誓う。不思議と気を許すことの出来るライラに想いを寄せ、決戦を前に動乱終結の暁にはそばにいて欲しいと告白するが、実の妹と知らされ断念。片方の目が髪に隠れていることが多いが隻眼などではない。最終決戦前に連合軍の罠にはまり、艦隊とともにその命を終えた。モデルは徳川慶喜。 モーリ・アーウィン 声 - 堀秀行 アエイズ星(モデルは会津藩)の領主(アエイズ公)。かつては銀河烈風隊を従えていたが、自分よりアーウィン家の血が薄いユーリが将軍になったことを嫌い、独自行動をとるようになる。トーバ・ミフーシ間の戦いで形勢が逆転、追われる立場となった後は、他のバクーフ派惑星群が通信妨害により援護できない中、アエイズ星の本拠地でイーゴのゴワハンド艦隊と死闘を演じた。その際自軍を援助してくれたユーリ艦隊を見て、ユーリと手を結ばなかった自分の過ちを認め、城を降伏させた後、拳銃で命を絶った。モデルは松平容保。 なお、少年決死隊(モデルは白虎隊)の隊長であるトーニ・アーウィン(声:中原茂)は年の離れた弟である。史実とは逆にモーリが自決し、トーニ達少年決死隊は生き残っている。 ゲルバ・ゾルバ 声 - 田中崇 第10話に結成されたモーリ・アーウィン配下のスクランブルポリス隊(SP隊、モチーフは見廻組)司令官。バクーフとの古き付き合いの血筋を誇り、暴走族上がりの銀河烈風隊を見下し、手柄を多く立てるために「疑わしきは殺せ」の元に移民船団を無差別に攻撃するなど、過激な行動を出ることが多々あった。しかし、過激な行動はバクーフに対する強い忠誠心に起因するものである。モデルは佐々木只三郎。 後にゴーショシティに焼き討ちマシンが送り込まれることを阻止できなかった責任を取り、自ら命を絶った。 タイロン・イーデン ドメスチック・バクーフの筆頭大臣。バクーフの中ではハト派で、外宇宙艦隊にいくつかの星を分け与えて、外宇宙との衝突を平和的に解決しようとしていた。しかし、サクラ・ゲイトにて実の子であることを知らないニーノ(モデルは『侍ニッポン』の新納鶴千代)の襲撃を受け暗殺されてしまう。モデルは大老井伊直弼。 ツルグ・カーイ 声 - 鈴木清信 ガオーカ星(モデルは越後長岡藩)の若き活動家。人望あふれる優れた武人。ハイスクール時代、ディーゴの剣術のライバルだった。河井継之助がモデル。
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