ドア・トゥ・ドア (アルバート・キング&オーティス・ラッシュのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/06 14:37 UTC 版)
| 『ドア・トゥ・ドア』 | |||||
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| アルバート・キング&オーティス・ラッシュ の コンピレーション・アルバム | |||||
| リリース | |||||
| 録音 | 1953年11月30日(#2, #10, #12)、1960年1月(#3, #7, #8, #13)、1960年9月29日(#5, #9)、1961年3月1日(#1, #4, #6, #11, #14)[1] | ||||
| ジャンル | ブルース | ||||
| 時間 | |||||
| レーベル | チェス・レコード | ||||
| プロデュース | レナード・チェス、フィル・チェス[1] 『ヴィンテージ・シリーズ』監修: T・T・スワン[1] |
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| 専門評論家によるレビュー | |||||
| アルバート・キング アルバム 年表 | |||||
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| オーティス・ラッシュ 年表 | |||||
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『ドア・トゥ・ドア』(Door to Door)は、1969年にチェス・レコードから発売された、アルバート・キングとオーティス・ラッシュのスプリット・アルバム。
解説
1953年録音の3曲は、キングがパロット・レコードに残した自身初のリーダー・セッションに当たり、1959年にチェスが権利を買い取った[3]。ラッシュの「オール・ユア・ラヴ」は、1950年代にコブラ・レコードで録音した曲のリメイクである[4]。
Ed Leimbacherは1970年1月21日付の『ローリング・ストーン』誌で、キングの曲のうち1953年の録音を「歌声は軽くて面白味がなく、ギターも没個性」、1961年の録音を「成熟を見せながらも絞り出すようなボーカルと率直なギターが、常に代わるがわる響いている」と評し、ラッシュの曲のうち「ソー・メニー・ローズ」に関して「"I Can't Quit You Baby"と並ぶ、ラッシュの不朽の名曲」と評している[4]。また、Cub Kodaはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け、ラッシュの「ソー・メニー・ローズ」に関して「スロー・ブルースにおける史上最高のギター・ソロがフィーチャーされた曲の一つ」と評している[2]。
収録曲
特記なき楽曲はアルバート・キング作。
- サーチン・フォー・ア・ウーマン - "Searching for a Woman" - 3:03
- バッド・ラック - "Bad Luck" - 3:02
- ソー・クロース - "So Close" (Otis Rush) - 2:45
- ハウリン・フォー・マイ・ダーリン - "Howlin' for My Darling" (Chester Burnett, Willie Dixon) - 3:04
- アイ・キャント・ストップ - "I Can't Stop" (W. Dixon) - 2:14
- ウォント・ビー・ハンギン・アラウンド - "Won't Be Hangin' Around" - 2:55
- アイム・サティスファイド - "I'm Satisfied" (O. Rush) - 2:25
- オール・ユア・ラヴ - "All Your Love" (O. Rush) - 2:54
- ユー・ノウ・マイ・ラヴ - "You Know My Love" (W. Dixon) - 2:41
- メリー・ウェイ - "Merry Way" - 2:52
- ワイルド・ウィメン - "Wild Women" - 2:38
- マーダー - "Murder" - 2:56
- ソー・メニー・ローズ - "So Many Roads" (Marshall Paul) - 3:11
- カリフォルニア - "California" - 2:47
参加ミュージシャン
- アルバート・キング - ボーカル、ギター(on #1, #2, #4, #6, #10, #11, #12, #14)
- オーティス・ラッシュ - ボーカル、ギター(on #3, #5, #7, #8, #9, #13)
- ジョン・ブリム - ギター(on #2, #10, #12)
- マット・マーフィー - ギター(on #3, #5, #7, #8, #9, #13)
- サム・ウォーレス - ピアノ(on #1, #4, #6, #11, #14)
- ジョニー・ジョーンズ - ピアノ(on #2, #10, #12)
- ラファイエット・リーク - ピアノ(on #3, #5, #7, #8, #9, #13)
- リー・オーティス - ベース(on #1, #4, #6, #11, #14)
- ウィリー・ディクスン - ベース(on #2, #3, #5, #7, #8, #9, #10, #12, #13)
- セオドゥス・モーガン - ドラムス(on #1, #4, #6, #11, #14)
- オーディー・ペイン - ドラムス(on #2, #3, #5, #7, #8, #9, #10, #12, #13)
- ウィルバー・トンプソン - トランペット(on #1, #4, #6, #11, #14)
- ハル・ホワイト - テナー・サクソフォーン(on #1, #4, #6, #11, #14)
- フレディ・ロビネット - バリトン・サクソフォーン(on #1, #4, #6, #11, #14)
- ボブ・ニーリー - テナー・サクソフォーン(on #3, #5, #7, #8, #9, #13)
脚注
- ^ a b c LP裏ジャケットに記載のクレジットに準拠。
- ^ a b Koda, Cub. “Door to Door - Albert King, Otis Rush - Album”. AllMusic. 2025年8月17日閲覧。
- ^ 1990年再発CD (CHD-9322)英文ライナーノーツ(ドン・スノウデン)
- ^ a b Leimbacher, Ed. “Albert King & Otis Rush: Door to Door Album Review”. Rolling Stone. 2025年8月17日閲覧。
外部リンク
- ドア・トゥ・ドア_(アルバート・キング&オーティス・ラッシュのアルバム)のページへのリンク