トル・・・とは? わかりやすく解説

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と◦る

連語接続助詞「て」に動詞「お(居)る」の付いた「ておる」の音変化動詞連用形付いてそうした動作・状態にあることを表す。…ている。「ここで待っ—◦れ」「話は聞い—◦る」

[補説] ガ・ナ・バ・マ行の五段動詞に付く場合は「どる」となる。「支払いは済んどる」


トル【torr】

読み方:とる

圧力単位。1トルは水銀柱1ミリ底面に及ぼす圧力で、133.3224パスカル。E=トリチェリの名にちなむ。記号torr, Torr


と・る【取る/執る/採る/捕る/撮る】

読み方:とる

【一】[動ラ五(四)

手の中におさめる。手に持つ。

㋐手でつかむ。握って持つ。「その本を—・って見てください」「胸ぐらを—・る」

㋑手に持って動かす。手を働かして何かをする。操作する。「舵(かじ)を—・る」

㋒(手を持って教えたり導いたりする。「手—・り、足—・りして教える」

㋓(捕る)動物などをつかまえる。「セミを—・る」「銛(もり)でを—・る」

㋔(「(作物を)穫る」「(動物を)獲る」とも書く)生きていくための、えものや作物手に入れる。収穫したり、捕獲したりする。「山菜を—・って暮らしを立てる

㋐(執る)(手で)うまく動かして、事を行う。処理する。「事務を—・る」「指揮を—・る」

そのような考え方固く守る。主張する。「中立立場を—・る」「強硬な態度を—・る」

いろいろな方法自分のものにする。

相手からもらってこちらのものにする。手に入れる。「金メダルを—・る」「休みを—・る」「免許を—・る」「税金を—・られる」

㋑(その家の者として)人を迎え入れる。「内弟子を—・る」「婿を—・る」

注文して届けさせる。いつもそこで買う。「お昼にすしを—・る」「酒はあの店から—・る」「新聞を—・る」

㋓(「盗る」とも書く)人のものを無理に自分ものとする。盗む。奪う。「力ずく財布を—・る」「現金だけ—・られた」

召し上げる没収する。「官職を—・る」

自分のものにすることを前もって約束する予約する。「芝居の席を—・る」

㋖身にひきうける。「責任を—・る」「正直だという評判を—・る」「父の跡を—・る」

㋗客として相手をする。「芸者が客を—・る」

㋘(年などを)かさねる。「年を—・る」

㋐身につけているものをはずしたり、ぬいだりする。(一時的に)からだから離す。「帽子を—・る」「ネクタイを—・る」

㋑(そこにある不用のもの、余分なものを)他へ移す。除き去る。そこからいなくする。「しみを—・る」「痛みを—・る」「かたきを—・る」

同類のものを広く多く集める。採取する。「木の実を—・って食糧にする」

㋑(採る)多くの中から選んで決める。採用したり、選択したりする。「気に入った品を—・る」「新卒者を—・る」

㋒(採る)選んでどちらかのほうに決める。「可否を—・る」「南に針路を—・る」

㋓(採る)みちびき入れる。「明かりを—・る窓」

㋔(「摂る」とも書く)必要なものとして体内にとり入れる。「栄養を—・る」

材料原料からとり出したり、作り出したりする。製する。「豆から油を—・る」

形をまねて作る。(記して)形を残す。「入れ歯の型を—・る」「不動姿勢を—・る」「メモを—・る」

数量をはかる。数える。調べる。「統計を—・る」「寸法を—・る」「タイムを—・る」「脈を—・る」

㋐(人の心をおしはかったり、要点押さえたりして)うまくことをすすめる。「ごきげんを—・る」「バランスを—・る」

調子を合わせる。「拍子を—・る」「歩調を—・れ」

そのことのために場所や時間などを必要とする。「手間を—・る仕事」「大きすぎて場所を—・る」

10 そのように解釈したり、判断したりする。解する。「文字どおりに—・る」「悪く—・る」

11 相撲カルタなどの遊びをする。「一番—・ろうか」「花札を—・る」

12

㋐(撮る)写真を写す。「記念写真を—・る」

写し作る。「コピーを—・る」

㋒(「録る」とも書く)録画する録音する。「フルハイビジョンカメラで—・る」

13 (「…にとって」の形で)…としては。…の立場からは。「彼の死は経済界に—・って大きな痛手だ」

[可能] とれる

【二】[動ラ下二「とれる」の文語形

[下接句] 揚げ足を取る当たりを取る虻蜂(あぶはち)取らず・彝(い)を秉(と)る・暇(いとま・ひま)を取る・裏を取る猿猴(えんこう)月を取る・後れを取る鬼の首を取ったよう音頭を取る・舵(かじ)を取る・気を取られる機嫌気褄(きづま)を取る・機嫌を取る牛耳を執る教鞭(きょうべん)を執る消し口を取る・堅(けん)を被(こうむ)り鋭(えい)を執る木盾(こだて)に取る・小褄(こづま)を取る・采(さい)を採る・鞘(さや)を取る・質(しち)に取る・死に水を取る尺を取る酌を取る章を断ち義を取る陣を取る・先(せん)を取る・損して得取る・大事を取る盾に取る・短を舎(す)て長を取る・褄(つま)を取る・手に手を取る手に取るよう手を取る手玉に取る天下を取る得を取るより名を取れ年を取るとっこに取る(とんび)に油揚(あぶらげ)を取られたよう・名を捨てて実を取る名を取る中を取る鳴くは鼠(ねずみ)を捕らぬ・盗人(ぬすびと)の上前(うわまえ)を取る・箸(はし)を取る・引けを取る・庇(ひさし)を貸して母屋取られる左褄(ひだりづま)を取る・人の褌(ふんどし)で相撲を取る暇を取る不覚を取る筆を執る面を取る股立(ももだち)を取る・涼を取る労を取る


トル 【Thor】

北欧の神。オーディンの子雷神・春の神・農業神。雷火の館に住み鉄槌持ち魔族戦ったが、怪殺し、その毒気死んだトールとも。木曜日を英語でThursdayというのは、〈トールの日〉の意。

トル

東京方言意味・用例
トル爪を切る 「爪をとるんだから鋏を貸してよ」

トル

名前 TolTollTorTort

トル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 07:19 UTC 版)

トル(torr、記号: Torr)は、圧力単位である。メートル法に基づく単位であるが、SI単位ではない。


  1. ^ 計量単位令 別表第6 項番11、生体内の圧力の計量、トル、パスカル又はニュートン毎平方メートルの七百六十分の十万千三百二十五
  2. ^ 「生体内の圧力」とは、例えば、頭蓋内圧力、眼圧気道内圧、膀胱内圧力のことであり、「血圧」はここでいう「生体内の圧力」ではないことに注意
  3. ^ [1] 生体内圧力の計量単位について(周知) 2011年12月 経済産業省 計量行政室
  4. ^ 計量単位令 別表第6 項番11、生体内の圧力の計量、トル、パスカル又はニュートン毎平方メートルの七百六十分の十万千三百二十五
  5. ^ 計量単位令 別表第6 項番11 生体内の圧力の計量 トルの欄及び項番12 血圧の計量の欄 水銀柱ミリメートルの欄
  6. ^ 計量単位令 別表第6 項番11、生体内の圧力の計量、ミリトル、マイクロトル
  7. ^ 計量単位規則 別表第4 生体内の圧力の計量、トル、ミリトル、マイクロトル
  8. ^ 計量単位令 別表第6 項番11、項番12 
  9. ^ 水銀ではなく水を使った、最新の気圧計に類似した装置は、1640年代前半に何人かの科学者によって研究されていた(History of the Barometerを参照)。トリチェリによる気圧計の原理の説明は、1644年6月11日の日付のあるミケランジェロ・リッチあての手紙で初めて示されている。
  10. ^ BIPM – Resolution 4 of the 10th CGPM


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