鳥巣の白蕾【トリスノハクライ】(草花類)
登録番号 | 第14619号 | |
登録年月日 | 2006年 12月 14日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | 鳥巣の白蕾 よみ:トリスノハクライ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩宗九須夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有のシンテッポウユリの無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花はやや小輪の黄白色でテッポウユリ型の切花向きの品種である。草丈は75~99㎝、茎の直径は5.0~9.9㎜、色は黄緑、毛じは無、節間長は茎の中央部は5~9㎜、止葉下は60~79㎜である。葉序は2/5、葉の全体の形は広披針形、ねじれは無、葉幅は20~29㎜、葉長は9~11㎝、葉の光沢は無、葉数は中、葉の着生角度は30~ 59゜である。つぼみの形はⅨ型、花の向きは60~89゜、花房の形状は散形花序、全体の形はテッポウユリ型である。花径は90~119㎜、内花被の幅は50~59㎜、長さは13~17㎝、外花被の幅は30~39㎜、長さは16~20㎝である。花色は花弁の基部、地色、中肋部、縁部及び裏面は黄白(JHS カラーチャート2502)である。内花被及び外花被1枚の斑点の数は0、つぼみの色は黄白(同2502)、内花被の形はⅠ型、外花被の形はⅣ型、内花被の先端の形状はⅢ型、反転の程度はⅦ型、外花被の先端の形状はⅥ型、反転の程度はⅨ型、花被のねじれは1/8未満、花被上の乳状突起は無である。花糸の色は白、花粉の色は黄、第一花梗の長さは60~89㎜、花梗の太さはやや細、色は黄緑、花梗への葉の着生は有、第一花梗の向きは15~29゜、一花茎の花数は少、花の香りは無、開花期は晩である。「雷山1号」及び「美雪」と比較して、花弁中肋部及びつぼみの色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者の温室(佐賀県東松浦郡浜玉町)において、育成者所有のシンテッポウユリの無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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