トグル遅延式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:17 UTC 版)
トグル遅延式は、遊底とレシーバーをトグルで連結し、薬莢と遊底の後退時のエネルギーをトグルの動作で消費することで、遊底の後退速度を低下させ遊底の開放を遅延させる方式である。ピダーセン自動小銃、シュワルツローゼ重機関銃(Schwarzlose MG M.07/12)に採用されたが、いずれもG3のようなフルート付き薬室を持たず、薬室への張り付き防止のため弾薬にワックスや油を塗る必要があった。 採用例: ピダーセン自動小銃(Pedersen rifle), 小倉陸軍造兵廠試製自動小銃・甲
※この「トグル遅延式」の解説は、「ブローバック」の解説の一部です。
「トグル遅延式」を含む「ブローバック」の記事については、「ブローバック」の概要を参照ください。
- トグル遅延式のページへのリンク