トゥーランガリラ交響曲
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『トゥーランガリラ交響曲』(La Turangalîla-Symphonie)は、オリヴィエ・メシアンの最初の大規模な管弦楽曲で、彼の代表作のみならず現代音楽の代表作のひとつとされ[1]、今日、メシアンの作品中最も頻繁に演奏されるもののひとつである。『トゥランガリーラ交響曲』『トゥーランガリーラ交響曲』などとも称される。独奏ピアノと独奏オンド・マルトノを伴う。
注釈
- ^ サンスクリットのつづり自身からは「トゥランガリーラ」としか読めない。
- ^ アメリカのアニメ『フューチュラマ』には、トゥランガ・リーラ(Turanga Leela)という1つ目の女性キャラクターが登場する。元ネタはこの曲の題名である。
- ^ やまむらはじめの漫画『蒼のサンクトゥス』に登場する鉱物採掘船「トゥランガリラ号」の名前はこの曲名に由来する。ちなみに名前が登場する僚船は「ノヴェンバー・ステップス号」と「ハーリ・ヤノーシュ号」である。
- ^ 『N響アワー』の冒頭で2000年にこの曲の第5楽章が流れていた。
- ^ ジェラール・ペロタン Gérard Pérotin による分担方法と配置図がスコアに記されている[18]。
- ^ メシアンのほかの多くの管弦楽曲同様、ティンパニは使用されていない。
出典
- ^ 20世紀を代表する作品として高校音楽の鑑賞教材となっている(『改訂新版 高校生の音楽3』 音楽之友社、2009年)。
- ^ Simeone 2008, pp. 30–31.
- ^ Simeone 2008, pp. 31–32.
- ^ ヒル & シメオネ 2020, p. 215.
- ^ Simeone 2008, p. 32.
- ^ ヒル & シメオネ 2020, p. 203.
- ^ スコアの序文による(ヒル & シメオネ 2020, p. 169)
- ^ ヒル & シメオネ 2020, p. 196.
- ^ Simeone 2008, pp. 34–35.
- ^ Simeone 2008, pp. 40–41.
- ^ ヒル & シメオネ 2020, pp. 240–241.
- ^ ヒル & シメオネ 2020, p. 244.
- ^ a b c d 柴田 1979, p. 301.
- ^ 総譜, NOTE.
- ^ a b 柴田 1979, p. 302.
- ^ メシアン 1991, p. 3.
- ^ 柴田 1979, p. 308.
- ^ 総譜, REPARTITION DES INSTRUMENTS DE PERCUSSION A SON INDETERMINE.
- ^ 総譜, LISTE DE QUELQUES EXECUTIONS NOTE DE "TURANGALILA - SYMPHONIE".
- 1 トゥーランガリラ交響曲とは
- 2 トゥーランガリラ交響曲の概要
- 3 構成
- 4 楽器編成
- 5 参考文献
- 6 外部リンク
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