テンスン・ナムゲル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/28 08:48 UTC 版)
テンスン・ナムゲル(Tensung Namgyal, 1644年 - 1700年)は、インド、シッキム王国(ナムゲル朝)の第2代君主(在位:1670年 - 1700年)。
生涯
1670年、父王プンツォ・ナムゲルの死により、王位を継承した [1][2]。
テンスンは即位後、首都をヨクサムからラブデンツェに遷都した[2]。
テンスンは議会と地方長官(ゾンペン)との間に対立が生じたのを見て、議会の定員を12人から8人に減らした。また、先住民のレプチャ族からも議員を出す妥協策を取った[2]。
1700年、テンスンは死亡し、息子のチャドル・ナムゲルが王位を継承した[1][2]。
脚注
参考文献
- 小谷汪之 『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』 山川出版社、2007年。
関連項目
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