筑後みどり【ﾁｸｺﾞﾐﾄﾞﾘ】（工芸作物）
 | 登録番号 | 第9033号 |
| 登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
| 農林水産植物の種類 | いぐさ | |
| 登録品種の名称及びその読み | 筑後みどり よみ：ﾁｸｺﾞﾐﾄﾞﾘ | |
| 品種登録の有効期限 | 20 年 | |
| 育成者権の消滅日 | ||
| 品種登録者の名称 | 福岡県 | |
| 品種登録者の住所 | 福岡県福岡市博多区東公園７番７号 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 中原隆夫、住吉強、森藤信治、平島敬太、古賀正明、松井洋、大隈充子、藤冨慎一、内村要介 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は、「いそなみ」の組織培養による体細胞胚の再分化個体から選抜、育成されたものであり、１株有効茎数がかなり多、１株の長茎数が極多、長茎乾重が極重、有効乾茎重が重の畳表及び花ござ向きの品種である。草型はやや直立型、茎長は長、太さはやや細、生茎の色はやや濃緑、乾茎の色は明である。１株有効茎数はかなり多、１株の長茎数は極多、１ｍ乾茎重は軽、長茎乾重は極重、有効乾茎重は重、長茎乾重率はやや高である。花房の大きさは中、多少は少、花被の色は淡褐緑、稔性は可稔である。乾茎の硬さはやや硬、先枯歩合及び先枯長は中、イグサ紋枯病抵抗性はやや強、イグサシンムシガ抵抗性は中である。「いそなみ」及び「あさなぎ」と比較して、１株有効茎数及び１株の長茎数が多いこと、長茎乾重及び有効乾茎重が重いこと等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は、昭和６３年に福岡県農業総合試験場（筑紫野市）において、「いそなみ」の組織培養による体細胞胚の再分化個体から選抜、育成されたものであり、平成５年から生産力検定試験を行い、７年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「Ｅ２４号」であった。 | ||
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