チェスター‐コート
《chesterfield coatから》チェスターフィールドに同じ。
チェスターフィールドコート
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/03 14:21 UTC 版)
チェスターフィールドコート (Chesterfield coat) とは、外套の一種である。丈はやや長めが基本であり、膝程度が一般的である。見た目はフロックコートや背広に近い。19世紀に第6代チェスターフィールド伯爵が流行させた事が名前の由来だとされる。それまでの外套は腰の部分で上下に布が分かれていたが、チェスターフィールドコートは上下がつながった一枚の生地でできており腰部にダーツを入れることによってフィット感を高めていることに一番の特徴があった。現代ではシングルの場合比翼仕立てで上襟はベルベット仕立てラペルは拝絹の物が伝統的な意匠とされているが、一般的にはシングルまたはダブルの打ち抜きで襟も共布になっていることが多い。襟がビロードなのは、フランス革命で処刑されたルイ16世と、その妃マリー・アントワネットを弔う気持ちを表したものだったと言われている。
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