タルー・タブレロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/26 22:16 UTC 版)
タルー・タブレロ(Talud-tablero)とは、メソアメリカで盛行した「タルー」(Talud)と呼ばれる斜面部分の基壇と「タブレロ」(tablero)と呼ばれる直線的で平坦な基壇部分の組み合わされた建築様式のことをいう。基本的にはテオティワカンの台頭によってその影響を受けてピラミッド神殿の基壇部分に採用された建築様式であって、テオティワカン以前にはないというのがいまのところ大多数の研究者のコンセンサスである。一方で、トラスカラ・プエブラ(Tlaxcala-Puebla)地方により古いタルー・タブレロ建築があると考える研究者もいる[1]。
- ^ Braswell 2003, p.11。ポール・ジャンドロ(Paul Gendrop)やウェンデイ・ルイズ・ギデンズ(Wendy Louise Giddens)によると先古典期段階で確認されているとする。
- ^ アルフレッド・V・キダーが名づけたマウンドAの7番目の建物という意味であるが、現在では通し番号でマウンドF-VI-1の一部とされる。マウンドAもBも土のピラミッドが上にかぶせられて更新された回数を古い順から番号をつけている。
- ^ キダーによるマウンドBの建物の4番目の建物という意味であるが、通し番号でマウンドF-VI-2の一部とされる。正面に張り出し部を持ちテオティワカンの月のピラミッドに酷似する。
- ^ コパンの初代キニチ・ヤシュ・クック・モーが葬られた建物で、副葬品として「タズラー」という愛称で知られるフレスコ画の鮮やかな円筒型三足土器が出土した。
- 1 タルー・タブレロとは
- 2 タルー・タブレロの概要
- 3 参考文献
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