ソナタ第51番とは? わかりやすく解説

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ソナタ第51番


ハイドン:ソナタ 第51番(ウィーン原典版番号) 変ホ長調

英語表記/番号出版情報
ハイドン:ソナタ 第51番(ウィーン原典版番号変ホ長調Sonate für Klavier Nr.51 Es-Dur Hob.XVI:38 op.30-4作曲年: -1780(1770-75?)年  出版年1780年  初版出版地/出版社Artaria 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Allegro moderato 5分30秒
2 第2楽章 Mov.2 Adagio4分00
3 第3楽章 Mov.3 Finale: Allegro 2分30秒

作品解説

2007年8月 執筆者: 齊藤 紀子

 1779-1780年にかけて作曲された。全3楽章から成る

 第1楽章変ホ長調は、アレグロ・モデラートの4分の4拍子冒頭主題は、1オクターヴ下降する主調音階開始するこのような音階的音の動きは、この楽章全体通してよく見られる展開部(第29小節~)では、同音反復特徴的な経過楽句がまず扱われた後、冒頭主題扱われる第2主題(第19小節~)はここでは見られない再現部(第49小節~)では、第1主題展開部扱われ経過楽句の間にフェルマータ付されている。第2主題再現(第66小節~)以降は、移調することにより提示部忠実に再現されている。

 第2楽章アダージョは8分の6拍子で、主として交互に現れるハ短調と、その平行調にあたり第1楽章と同じ調である変ホ長調から成る。どちらの調の部分も、上行する跳躍音形が特徴的である。そして、この楽章終結部分は、変ホ長調主和音第1転回形反復しその最後の音にフェルマータ付した後、アッタッカで次の楽章へと入る。

 第3楽章フィナーレアレグロの4分の3拍子で、変ホ長調よる。3部形式書かれており、冒頭主題は、オクターヴ重ねられ左手低音伴われている。中間部(第29小節~)では変イ長調転調する。そして、その後ダ・カーポをして最初部分そのまま反復して、この楽章閉じる。

Joseph Haydn “Samtliche Klaviersonaten 3” ed. Christa Landon, Wiener Urtext Edition 1964


「ソナタ 第51番」の例文・使い方・用例・文例

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