セレベントとは? わかりやすく解説

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キシナホ酸サルメテロール

分子式C11H8O3 C25H37NO4
その他の名称サルメテロールキシナホアート、Salmeterol xinafoate、キシナホ酸サルメテロール、SN-408、セレベント、サルメテロールキシナホ酸塩、Serevent、ロタディスク、Rotadisk
体系名:サルメテロール・1-ヒドロキシナフタレン-2-カルボン酸


サルメテロール

(セレベント から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/05 04:23 UTC 版)

サルメテロール(Salmeterol)は、軽度の長時間作動型で吸入で用いるβ2アドレナリン受容体刺激剤(LABA)の1種であり、喘息または慢性閉塞性肺疾患の長期管理に用いられるが、後述の如く、急性増悪時には適さず、また、喘息の長期管理において、単剤として用いることは推奨されていない。最近では、定量噴霧式吸入器(MDI)またはドライパウダー吸入器(DPI)によって利用可能である。商品名はセレベント。


  1. ^ van Noord J. A. et al. (1999). “Addition of salmeterol versus doubling the dose of fluticasone propionate in patients with mild to moderate asthma”. Thorax 54 (3): 207-212. http://www.pubmedcentral.nih.gov/picrender.fcgi?artid=1745431&blobtype=pdf. 
  2. ^ Medical Communications Resources (2006). Pocket Guide for Asthma Management and Prevention. Global Initiative for Asthma. http://www.ginasthma.com/download.asp?intId=215 
  3. ^ a b U.S. Food and Drug Administration / Center for Drug Evaluation and Research. “Alert for Healthcare Professionals Salmeterol xinafoate (marketed as Serevent Diskus)”. 2008年4月9日閲覧。
  4. ^ British Thoracic Society & Scottish Intercollegiate Guidelines Network (SIGN). British Guideline on the Management of Asthma. Guideline No. 63. Edinburgh:SIGN; 2004. (HTML, Full PDF, Summary PDF)
  5. ^ Salpeter S. et al. (2006). “Meta-analysis: effect of long-acting beta-agonists on severe asthma exacerbations and asthma-related deaths”. Ann Intern Med 144 (12): 904-912. PMID 16754916. http://www.healthsentinel.com/org_news.php?event=org_news_print_list_item&id=116. 
  6. ^ Krishna Ramanujan (2006年6月). “Common asthma inhalers cause up to 80 percent of asthma-related deaths, Cornell and Stanford researchers assert”. ChronicalOnline - Cornell University 


「サルメテロール」の続きの解説一覧

セレベント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:58 UTC 版)

グラクソ・スミスクライン」の記事における「セレベント」の解説

長時間作動吸入β2刺激薬気管支拡張剤)。主成分キシナホ酸サルメテロール

※この「セレベント」の解説は、「グラクソ・スミスクライン」の解説の一部です。
「セレベント」を含む「グラクソ・スミスクライン」の記事については、「グラクソ・スミスクライン」の概要を参照ください。


セレベント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 14:07 UTC 版)

サルメテロール」の記事における「セレベント」の解説

サルメテロールは、1980年代グラクソ・スミスクライン社によって販売製造され1990年にセレベント(Serevent)としてリリースされた。製造Allen & Hanburys (UK)からライセンス受けて行われている。 日本においてサルメテロール吸入剤としてセレベントの商品名キシナホ酸サルメテロール主成分としてグラクソ・スミスクラインGSK)より発売されている。セレベントは2006年時点日本では唯一の長時間作用性吸入β2刺激薬分類される薬剤で、日本での適応疾患気管支喘息慢性閉塞性肺疾患 (COPD) の症状緩解である。 喘息患者使用する場合には、必ず抗炎症薬である吸入ステロイド薬等と併用することが必要であり、喘息予防管理ガイドラインにおいても、吸入ステロイド薬との併用推奨されている。 25(µg)ロタディスク・50(µg)ロタディスク・50(µg)ディスカスの3剤型があり、吸入方法容易な50ディスカス広く普及している。ロタディスクは円盤状の包装であり、ディスクヘラーにセットして針で包装穿孔してからパウダー吸入するディスカスレバーを引くと容器内部一定量パウダー送出され、それを吸入する容器の色はいずれタイプ吸入器でも緑色である。

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