スピードスター
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スピードスター(speedster)は、「高速運転者、スピード違反者」を意味する英単語。日本語では「Speed Star」の誤表記が広まり、様々な意味ができた。
- 1 スピードスターとは
- 2 スピードスターの概要
- 3 関連項目
スピードスター
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荒野の中をヴィークルが爆音轟かせて疾走するスピード狂の世界。「速さ」こそアスガルドへ至るべき資質として、異世界からも多くのクエスターが渡ってきて、レースを競っている。マシンヘッドが日常に溶け込んだ世界でもある。イデアは瞬速の概念【ヴィクトリーロード】。
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スピードスター
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変形の丸め込み技。トルベジーノからしりもちをついている相手の片腕を取って、そのまま相手の体を横に回転させるように自身も回転して、横十字固めの様に固める。コルバタの体勢から、トルベジーノに移行すると見せかけてこの技で丸め込む場合もある。
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スピードスター
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スピードスター
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「アローバースの登場人物」の記事における「スピードスター」の解説
超常的な速さを備えたメタヒューマン。 「THE FLASH/フラッシュ#スピードスター」も参照 スピードフォース Speed Force / ノラ Nora 【演者】ミシェル・ハリソン(英語版) 【吹替】まつだ志緒理 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン1 意思を持った、超次元に存在する運動エネルギー。神同然の存在。時に人間の姿となって、バリーたちに接触する。どんな姿にもなれるが、大抵はバリーの母 ノラ・アレンの姿になっている。 スペクターの力の影響でクライシス・オン・インフィニット・アースの後に一度死亡するが、チーム・フラッシュの活躍により再誕する。その際、スピードフォースと共に「ストレングスフォース」「セージフォース」「スティルフォース」も誕生する。4つのフォースはお互いを兄弟姉妹と認識し、バリーを父親、アイリスを母親と捉えている。 「THE FLASH/フラッシュ#スピードフォース」も参照 イオバード・ソーン Eobard Thawne / リバース・フラッシュ Reverse-Flash / ハリソン・ウェルズ Harrison Wells 【演者】トム・キャバナー(英語版)(ハリソン・ウェルズ)、マット・レッシャー(英語版)(イオバード・ソーン) 【吹替】宮本充(ハリソン・ウェルズ)、水内清光(イオバード・ソーン) 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン1 S.T.A.R.ラボを起ち上げた科学者。粒子加速器稼働を主導し、その爆発事故によって失脚した。事故以来、車椅子を使っている。能力を得たバリーの助言者となるが、あくまで研究材料として見ており、彼の命に危険があれば能力もまた失われてしまうという理由から悪のメタヒューマンと戦うことには反対した。しかしメタヒューマンを生み出した責任があるとしてやがて支援を引き受ける。それでもバリーの身に危険が迫ることに対して非常に敏感であり、シスコが対フラッシュ用の武器を作成していたことを知った際には激怒している。 その正体はハリソン・ウェルズではなく、作中現在(シーズン1時点の2014年)から136年後の未来で生まれた「イオバード・ソーン」。バリーが幼少の頃から追ってきたリバース・フラッシュの正体であり、エディ・ソーンの子孫でもある。 理知的な立ち居振る舞いが目立つものの、その実、思考の根底にあるのは自己の利益のみを追求する身勝手極まりない自己中心的なエゴイズムに満ちた利己主義。権謀術数に極めて長ける突飛した頭脳の持ち主で、周囲が全く違和感を抱かないほど卓越した演技力で人を欺き持ち前の話術で誑し込み物事の流れを自身の最大効率へと促す術を持ち常に一歩先を行く稀代の知恵者。その上忍耐力も凄まじく、十年以上に渡って行動して誰にも正体を悟られていなかった。しかし、それと同時に長期に渡ってバリー達と接したことで彼らに対して情が湧いたことも認めるなどある意味では非常に人間らしい人物像を持っている。 実際は歩行能力を失っておらず、タイムトラベルこそできないものの、外部からエネルギーを補充することでスピードスターとして活動することができる(ただし他人の目が無い自宅では普通に歩行している)。スピードスターとしての実力は非常に高く、フラッシュよりも遥かに速いスピードに、スピードミラージュを用いて単一ながら二箇所同時に別々の行動をとったり、残存した時間軸による自分自身の大軍団を作り上げるなど応用・駆使に対する柔軟性ともに優れた技術を持ち合わせ、未来のテクノロジーやツールも使用する。また、医学の知識と技術もあるらしく、カーラ・ダンバース/オーバーガール心臓移植手術も執刀した。 フラッシュであるバリー、ひいてはチームフラッシュへの執念は常軌を逸しており、心血を注ぐ勢いで彼らに干渉・妨害している。ウェルズに成り代わる前のイオバードが未来からやってきたり、バリーが過去に遡ってウェルズに成り代わっているイオバードに会うなど、様々な状況で劇中に登場し、何れにおいてもバリーとは敵対する不変の運命を辿っている。 フラッシュ〈シーズン1〉 初登場した時点で未来でフラッシュと敵対しており、過去に遡って幼少時のバリーを殺害することでフラッシュの存在を消そうとした。この行為がフラッシュのストーリーの始まりであり、全ての元凶となる。追ってきた未来のフラッシュにより当時のバリーは守られるが、代わりに母親のノラを殺害することでトラウマを与え、彼が将来フラッシュとなることを阻止しようとした。しかしノラ殺害直後に能力の源であるスピードフォースを失って自力でのタイムトラベルが不可能になり、未来へ戻るためフラッシュの存在が必要になったことから、未来の特殊な装置を使い、本物のハリソン・ウェルズから知識と外見を吸い取って成り代わる。そして15年かけて自分の時間軸の歴史よりも早く粒子加速器を完成させ、爆発事故を故意に引き起こしてバリーをフラッシュに変えた。 黄色のスーツを身に着け、フラッシュと正反対の存在「リバース・フラッシュ」を名乗って未来への帰還計画を進めるために暗躍する一方、ウェルズとしてバリーに対してスピード加速の訓練やアドバイスを行うが、危機に際して「スピードスターでなければできないアドバイス」をしてしまったため正体が発覚。アローとファイアストームの助力を得たフラッシュに敗れたものの、「私が未来に帰るのを手伝うなら、過去に戻って両親を救うチャンスを与える」と取引を持ち掛け、要求を飲ませた。しかし結局は過去改変を思い止まったバリーが母親を救わずに帰還し、戦闘に発展。優位に立ち回ったが、祖先であるエディが拳銃自殺したため、イオバードが生まれる未来が失くなり、消滅した。 フラッシュ〈シーズン2〉 自身が敗れた場合のメッセージ映像をバリー宛に残しており、自身の思いを述懐し、「お前は本当の意味で幸せになることはできない」と呪詛のように嘯くがその中で「ハリソン・ウェルズ」としてノラ・アレン殺害を自白し、ヘンリーが釈放されるきっかけを作った。 中盤ではウェルズに成り代わる以前のイオバード・ソーンとして登場。フラッシュの正体も知らずS.T.A.Rラボやハリソン・ウェルズ(アース2のハリー)を見ても初対面そのものの反応だった。未来へ帰る為の策のためにクリスティナ・マギーへ接触し装置が完成すると彼女を殺害しようとしたが、ヴァイブの力を駆使したバリーに阻止される。パイプラインへと閉じ込められるものの、これが原因でタイムパラドックスが発生し、シスコの存在が消滅する危機に陥った為に解放を決意したバリーによって別の時間へ逃がされた。 その後、バリーがズームへ対抗するためスピードアップを図りアドバイスを貰うためにウェルズへ成り代わっている最中に接触した。しかしバリーの立ち振る舞いが不自然な上に知りえないはずの情報すら把握していた為に接触間もなくして看破。自身の計画の失敗、そして敗北を悟り自棄を起こしそうになるが「未来への期間は成功したもののその副産物として生まれた特異点の阻止のために来た」と聞き渋々協力に了承。タイムトラベルに対して全くの無知であるバリーに頭を抱え振り回されながらも最後までやりきり情報を渡した。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン2〉 『THE FLASH』シーズン1で存在を消されたため運命の槍で現実を書き換えようと企み、ダミアンとマルコムを率いれ、リージョン・オブ・ドゥームを結成。消滅が確定する時間軸に追われており、それを修正するための存在であるブラック・フラッシュに極度の驚異を抱いている。また、シスコやケイトリンの記憶を保持しているが、イオバードとしての姿を保ち存在しているためどの時点での彼か詳細は不明。 フラッシュ〈シーズン3〉 ズームに父親を殺害され悲しみに耐えきれなくなったバリーがノラを殺害される夜へタイムトラベルしイオバードの行動を阻止した為にフラッシュポイントが発生。バリーが両親が健在の中幸せを謳歌する傍ら、ある倉庫の一角に能力抑制装置が施された牢屋に隔離されていた。時間軸を大きく改変した代償を知る身である事から忠告を重ね、いざ頼られた際には必要な行動、即ち「母親の殺害を懇願させる」という下衆の極みとすら言える言動の元に解放され、「今回ばかりは私がヒーローだ」と言う言葉と共にタイムトラベルを決行。ノラの殺害を遂行し歴史を元に戻した。 クライシス・オン・アースX 並行世界「アースX」のナチス軍にコンタクトをとり、アース1へ手引き。ヒーローを一網打尽にしようと企む。最終決戦ではフラッシュと対決し、僅差で敗北。しかしバリーのポリシーから見逃され、挑発的な言葉を投げかけた後に戦場から去っていった。 ジェイ・ギャリック Jay Garrick / フラッシュ The Flash 【演者】ジョン・ウェズリー・シップ 【吹替】江原正士 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 アース3のフラッシュで、ヘンリー・アレンのドッペルゲンガー。ズームとの戦いに敗れ、抑制装置が内蔵された鉄仮面によって能力を封じられた状態で牢獄に囚われていた。ズームは彼の名を騙ってヒーロー活動を行っていた。 フラッシュがズームを倒した後に牢獄から開放され、アース1のヘンリー・アレンのドッペルゲンガーだったことが明らかとなる。 アース2へ戻るウェルズ親子と連れ立つ形でアース1を去るが、その後もバリーの窮地にはもう一人のフラッシュとして救援に駆けつけている。 フラッシュとしてのコスチュームは、バリーのように顔を隠す形状のマスクではなく、金属製のヘルメットが特徴で、このヘルメットを使った技も持っている。 シーズン4で老いから限界を感じ、引退すること、そして後身を育ている事を明かした(「彼女」と言っていたから女性だと推測できる)。 ウォリー・ウェスト Wally West / キッドフラッシュ Kid Flash 【演者】キーナン・ロンズデール(英語版) 【吹替】村瀬歩 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 フランシーヌが姿を消した後に出産した、ジョーの実子でアイリスの実弟。フルネームは「ウォーレス・ウェスト」。工学の心得があり、ニトロを燃料とした違法改造車でレース賭博を行っており、フランシーヌの入院費を稼いでいる。 母親の教育の賜物で礼儀などは弁えているものの、他の家庭とは違う環境にコンプレックスを抱いており、不良行為を繰り返す。また、自分が周囲よりも劣っていると感じると焦燥感にかられて行動ばかり先んじる、自身に身の上話をしたリップ・ハンターのエピソードを聞き面と向かって「最低のクソ野郎」と言うなど我慢強さや配慮に欠けたティーンエイジャーの気質が抜けきっていない子供っぽい部分がある。しかし父親譲りの正義感も同時に内包しておりメタヒューマン絡みの事件でフラッシュに助けられて以降、彼に憧れ、自分も人助けをしたいと思いヒーローを志す。 シーズン3でスピードスターの能力を手に入れ、黄色いスーツのキッドフラッシュとしてフラッシュと共にセントラルシティを守るヒーローとなる。その後レジェンズに加わると旅先で出会った人物に師事したことによりスピードフォースの扱いが上達し、稲妻を用いた分身の生成など独自のファイトスタイルを確立した。また、片言ながら日本語も多少話せる模様。 同じ境遇で能力を得たジェシー・ウェルズとは恋仲。 演者のキーナン・ロンズデールは最初はジェファーソン・“ジャックス”・ジャクソンを演じるためレジェンド・オブ・トゥモローのオーディションを受けていたが、最終的にはウォリー・ウェスト役に落ちついた。 ジェシー・ウェルズ Jesse Wells / ジェシークイック Jesse Quick 【演者】ヴァイオレット・ビーン(英語版) 【吹替】藤田曜子 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 並行世界「アース2」の人物で、ハリーの娘。様々な分野の科学に精通した天才。ハリーとは絆で結ばれた親子関係だが、彼の傲慢で自分勝手な態度には嫌気を感じている。 シーズン3でスピードスターの能力が発現し、ジェシークイックとしてヒーロー活動を行うようになる。同じ境遇で能力に目覚めたウォリーとは恋仲。 ノラ・ウェスト=アレン Nora West-Allen / エクセス XS 【演者】ジェシカ・パーカー・ケネディ 【初出】クロスオーバー・イベント『クライシス・オン・アースX』 未来から来たバリーとアイリスの娘でスピードスター。ヒーローコスチュームとしてかつてアイリスが使用したジャケットを使用している。ヒーローネームの「エクセス」は幼い頃から「なんでもやりすぎる」という彼女の性格から母親のアイリスが「過剰」の意味合いでつけた。アース1 能力使用時、父 バリーと同じ黄色の稲妻と母 アイリスと同じ紫色の稲妻の両方を纏う。 フラッシュ〈シーズン4〉 正体を隠しながら登場。シーズン全体を通じてチームフラッシュの各メンバーとやり取りし、シーズン4終盤にバリーがシンカーの光の計画の衛星を破壊するのを密かに手助けする。その後、彼女はジョーとセシルの娘の出産祝いパーティーに現れ自身の正体が未来から来たバリーとアイリスの娘であることを明かす。 フラッシュ〈シーズン5〉 未来のクライシスで物心着く前に失踪した父 バリーに会うべく2049年の未来から現代へのタイムトラベルを決行したことが明かされる。 スピードスターとしては物体の通り抜けが出来ないなどまだまだ駆け出しで、世界を救うヒーローである父にいい所を見せようとするも空回りがち。しかし高速で走り時間を巻き戻すなど独自の応用性を見いだしているなど資質は十二分にある。母親であるアイリスとはあるわだかまりがあり、何かと避けがちなよそよそしい態度をとる。 未来から来たと言うだけあり、高度な技術のガントレット型のデバイスを持っていたり、先に出現するメタヒューマンの情報を持っていたりするが、未来で使用される「シュウェイ(「最高」などのプラスの意)」「シュラップ(「最悪」などのマイナスの意)」などの造語が通じない、警察の科学捜査の設備の違いに不慣れなどジェネレーションギャップを見せることもある。 実は裏で2049年でアイアンハイツ刑務所に投獄されているソーンと繋がっており彼の指示を聞いてシカーダ阻止のために行動している。ただし彼が自身の祖母であり敬愛する父のバリーの母親のノラ・アレンを殺害した事実は知らない。 アース・プライム 能力使用時、母 アイリスと同じ紫色の稲妻のみを纏う。 バート・アレン Bart Allen / インパルス Impulse 【演者】ジョーダン・フィッシャー 【吹替】花江夏樹 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン7 バリーとアイリスの息子で、ノラの弟。 ハンター・ゾロモン Hunter Zolomon / ズーム Zoom / ジェイ・ギャリック Jay Garrick / フラッシュ The Flash / ブラック・フラッシュ Black Flash 【演者】テディ・シアーズ、トニー・トッド(ズームの声) 【吹替】川島得愛 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 並行世界「アース2」から来た別世界のフラッシュ。別名「クリムゾンコメット(紅の彗星)」。凶悪なメタヒューマンであるズームという敵が現れるとバリーたちに警告する。自身は既にズームに敗れて、スピードスターの能力を奪われたと語った。同じスピードスターとしてバリーに稲妻の放ち方を教えたり、自信を無くした仲間へ激励をしたりと次第にチームフラッシュのメンバーと打ち解け絆を強めてゆく。特にケイトリンとは恋人としての感情が芽生えその関係を深いものへ発展させる。 実は彼自身がズームであり、本名はハンター・ゾロモンという23人を殺害したアース2で名の知れた連続殺人鬼であった(アース2では連続殺人鬼は稀であり、彼のテレビ番組が作られるほど)。かつて平凡な家庭で育ったハンターは11歳の頃アメリカ戦争から帰還した父に母を目の前で射殺され、身寄りのないままセントラルシティ養護施設へと入る。そこを出たハンターは殺人鬼へと変貌。逮捕され実験台となり電気椅子と多くの化学薬品に囲まれている時に粒子加速器の爆発で起きたダークマターを浴び、スピードスターとなった。 その後より速いスピードを得るため化学的にスピードを増強するスピードドラッグ(ヴェロシティ9)を 投与することにより次元間バリアを破る能力を持った彼は、アース3のフラッシュであるジェイ・ギャリックの名前を騙り、残存した時間軸を利用してフラッシュとズームの一人二役を演じることで自分の欲望を満たしていった。しかし、ヴェロシティ9の副作用による細胞劣化で死に直面したため、特異点発生による次元の裂け目を通ってアース1に現れ、アース1のスピードスターからスピードフォースを奪うことで延命を図っていた。 アース1にも同じハンター・ゾロモンはいるが、犯罪者でも無ければメタヒューマンでもないただの一般人である。しかしこの事をケイトリンに教えた事が彼の正体を知るきっかけになった。 正体が露呈した後は完全にバリー達と敵対。ウォリーを攫い、彼の命を交換条件にバリーのフラッシュとしてのスピードを奪いアース1を手中に収めようと配下のメタヒューマンの軍勢と共に侵攻を開始。『メタポカリプス』と呼ばれる惨劇を引き起こす。しかしバリーがスピードを取り戻し、更にはS.T.A.R.ラボのメンバーの活躍で配下のメタヒューマンが一網打尽にされてしまい、アース2へと撤退。そこで勝利を収めたかのように見えたが祝勝会を開いていたバリー達の元へ現れヘンリーを殺害。そしてジョーを攫いバリーにアース1を除く全てのアースの命運を賭けたレースを提示し、最初は自身のスピードで突き放し優勢に立ち振る舞うが、残存した時間軸を利用したバリーにジョーを救助され全てのアースを破壊する装置も停止させられた上に敗北。バリーの怒りを焚き付け自身を殺させようと煽るもバリーが誘き寄せたタイムレイスに連れ去られ死ぬ事すらできない因果応報の最後を迎える。 その後はタイムレイスの仲間にされ、ゾンビのようなブラック・フラッシュとなる。 サビター Savitar / バリー・アレン Barry Allen 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン3 世界に誕生した最初のスピードスターと言われる、自称「スピードの神」。生物的なフォルムの特殊合金であるストレンジメタル製の鎧に身を包んでおり、瞬間移動が如き超高速度で移動するフラッシュとは異なるタイプのスピードスター。 未来でフラッシュに敗れており、スピードフォース内の牢獄に囚われていたが、バリーがフラッシュポイントを作り出してしまった事で現世に復活するきっかけを作ってしまった。アルケミーを使役し、フラッシュポイントの時点でメタヒューマンだった人物の能力を覚醒させる事件を起こす(サビターに能力を覚醒させられた人物は一定時間繭のような殻に閉じ込められ、脱皮して能力を得る)。 スピードフォースから賢者の石を介して直接アクセスしているためかスピードスター以外からは視認されていない。 スピードスターの中でも最速に近いスピードを誇り、度々他のスピードスターを圧倒する。武器として腕部に鋭利なブレードを仕込んでいるほか、鎧由来の高い防御力、成人男性を易々と片手で持ち上げる怪力、ほぼ無限のスタミナと活力、テレパシー、洗脳、エネルギーの吸収・放出、短距離のワープなど多岐にわたる強力な能力を持つ。 バリーに「何者だ」と聞かれる度に「I am The Future Flash」と答えている。 賢者の石をスピードフォースに封印すれば自身を永久に封印できると誤解させウォリーを利用してスピードフォースの牢獄から脱出。作戦を実行へと移すために本格的に行動を開始する。 その正体は、未来でサビターと戦った際にフラッシュが作り出した残存する時間軸のバリー・アレン自身で、度々発していた「i am The Future Flash」というのは嘘偽りない言葉通りの意味だった。 人物像に著しい変化が見られ、顔の右側に爛れた様な傷を負っており、メサイアコンプレックスのような気質が垣間見える。バリーの怒り、憎しみ、苦しみが具現化したような人格で、永遠にループした存在(鶏が先か、卵が先かに近い状況)。そのため様々な人物が言っている「世界に誕生した最初のスピードスター」というのは虚偽である。この嘘は自身を神格化し、様々な時代・世界でその信者を増やすためであり、同じ理由でアルケミーという存在を創り出した。 未来でサビターには勝利を収めたものの、周囲の人物が本物のバリーではないことを理由に彼を拒絶し否定したため、その苦しみから逃れるために神になることを画策。バリーから自由になるためにアイリスを殺害しようと企む。また、シーズン3終盤からはキラーフロストと化したケイトリンと手を組み行動している。 未来のバリー自身であるため過去の記憶を持っていることと、現在のバリーから記憶が随時更新されるため行動や発する言葉を一言一句違わず先読みできる優位性を持っているが、それ故にバリーが記憶を無くせばサビターも同様に記憶を無くし、バリーが感知していない作戦については予測がいきとどかない弱点も併せ持つ。また、鎧を脱いだ状態だとサビターとしての口調ではなくバリーに近い口調に戻り、一人称も『私』から『僕』になるなどバリーとしての面影は残っている。 原案は、DCコミックスの「サビター」と「フューチャー・フラッシュ」。サビターという名前は、ヒンドゥー教の神の一柱であるサビターに由来する。 イライザ・ハーモン Eliza Harmon / トラジェクトリ Trajectory 【演者】アリソン・ペイジュ 【吹替】今井麻美 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 マーキュリー・ラボの研究員。ケイトリンが加速薬ヴェロシティ9を作るのを手伝ったが、研究が終わった後リバースエンジニアリングでヴェロシティ9を制作。自ら加速薬を使用しスピードスターとなって貴金属強盗を働いていた。 その後バリーによりスピードドラッグであるヴェロシティ9の服用を止めるように説得されるも拒絶。最終的にヴェロシティ9の乱用により、身体が耐え切れなくなり塵になって消えた。その際稲妻の色が黄色から青に変わった事でズームのスピードの秘密をバリー達が知る事となる。 スーツの制作及びトラジェクトリの名前は自ら名乗っておりシスコから「ヤバいやつは自分で名前をつける」と評価されていた。 エドワード・クラリス Edward Clariss / ライバル The Rival 【演者】トッド・ラサンス 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン3 フラッシュポイントで悪事を行なっていたスピードスター。 対決する際に自ら顔と名前を晒す正々堂々した面と敗北しそうになった時、背後から不意打ちする卑怯な面を併せ持つ。 フラッシュポイントの人生を奪ったフラッシュに復讐すべく勝負を挑むも敗北。アイアンハイツ刑務所に収監される。その後用済みとしてサビターにより刑務所内で殺害された。 〈アース90〉バリー・アレン Barry Allen / フラッシュ The Flash → #〈アース90〉バリー・アレン オーガスト・ハート August Heart / ゴッドスピード Godspeed 【演者】キンドール・チャーターズ → カラン・オベロイ(シーズン7~)、B・D・ウォン(ゴッドスピード時の声、シーズン5~6) 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン5 「スピードの神」を自称する2049年の悪のスピードスター。白いスーツを着用し、声にはエコーが掛かっている。タキオンとヴェロシティでスピードスターの力を得ており、稲妻の色が本来ならありえない白色になっている(基本的にスピードスターの稲妻は赤・黄・紫のどれか)。 素顔の姿はシーズン5時点ではネイティブ・アメリカンの俳優が演じていたが、再登場したシーズン7では原作コミックのオーガスト・ハートと同じラテン系の俳優に変更された。フラッシュ〈シーズン5〉 マーキュリーラボのインターン。かつてのフラッシュの宿敵の一人ズームが使用していたヴェロシティ9を複製・使用し、スピードスターとなった。 一時的にしか効果がないヴェロシティ9の力を永続させる新しいバージョンの薬物を作成しようとしており、薬物窃盗を繰り返す。ヴェロシティ9摂取の証拠として稲妻の色が一瞬青に変化している。スピードスターとしての技量、実力はノラを上回り、彼女を二度退ける。窃盗行為の過程でノラの同僚で親友のリアを殺害する。しかし未来のアイアンハイツ刑務所に収監されているイオバード・ソーンの助力を得たノラによって妨害・撃退される。その後アイアンハイツ刑務所に投獄された。 フラッシュ〈シーズン6〉 冒頭にて自身のクローンを複数現代へと送り込みバリーを襲撃する。終盤に差し掛かり、より新たな個体が出現。これまでと違い発言が可能で、更には空気の振動を利用した音波による攻撃や他のスピードスターからスピードフォースを奪う能力を行使するなどより強力な能力を会得していた。その上今までに投入してきたクローンのゴッドスピード達からスピードを吸い尽くしてパワーアップ。市民を人質にとりフラッシュを誘い出しスピードを奪い続けセントラルシティを恐怖に陥れる。しかしフラッシュに協力することを選んだハートリー・ラサウェイ/パイドパイパーとのコンビネーション「クロスストリーム」に敗北する。街を護ることには成功したものの、この個体ですら本人ではなくまだゴッドスピードとの戦いが続いていくことを示していた。
※この「スピードスター」の解説は、「アローバースの登場人物」の解説の一部です。
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