スピン/

デジタル大辞泉

スピン【spin】

読み方：すぴん

［名］(スル)

１ 回転すること。旋回すること。「凍結路で車が—する」

２ フィギュアスケートで、氷上の一点で体の中心線を軸としてこまのように体を回転させること。ジャンプなどとともに、採点要素の一つ。アップライトスピン・シットスピン・キャメルスピンに大別。

３ ダンスで、体を回転させること。

４ テニス・卓球・ゴルフなどで、ボールの回転。「—をかける」

５ 飛行機の、きりもみ。

６ 素粒子の基本的な量子数の一。古典的には粒子の自転による角運動量とみなされる。

スピン

洋装本で、栞(しおり)として用いるひも。一方が綴(と)じ目の上部にのり付けされている。

[補説] 語源未詳。

大車林

スピン

英語 Spin； spinning

コマのようにくるくるまわることから転じて、モータースポーツではクルマが激しい横滑りでコントロールを失い、自転状態に陥ることをいう。旋回時にクルマが内側に巻き込むオーバーステアの挙動の最終形であり、フロントタイヤを中心軸に回転する。この挙動をドライビングに意識的に応用して、クルマの進行方向を一気に変えるスピンターンというテクニックもあるが、受動的になった場合はスピンという。

スピン

英語 spin

旋回中に、そのクルマの限界横加速度を超えて、巻込み状態になる現象をいう。旋回の限界付近において、さらに横加速度が増加したとき、後輪が先にタイヤ路面間の摩擦力の限界を超えて、後輪の横滑り角やヨーレートが急激に増す。要因は、クルマ前後の重量配分、ロール剛性配分、タイヤ特性差などのアンバランスであるが、運転状態によっても発生状況が異なり、ブレーキ時の後輪先ロック、アクセルオフ時のタックイン、過大な後輪駆動力、路面の滑りやすさなども影響する。一般に、操縦不能になり危険であるが、運転テクニックとして、当てかじや、FF車の場合に駆動力を利用しである程度対応できる。

参照 スキッド(操縦安定性)、タックイン、ドリフトアウト

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

短編小説作品名辞典

スピン

作者ティム・オブライエン

収載図書本当の戦争の話をしよう
出版社文芸春秋
刊行年月1990.10

収載図書本当の戦争の話をしよう
出版社文芸春秋
刊行年月1998.2
シリーズ名文春文庫

ゴルフ用語集

スピン （Spin）

ボールの回転 （スピン） は、ボールの軌道や転がりをコントロールする上で極めて重要な要素である。特に、バックスピンは、早いグリーン上でボールを止めるために重要。ボールの種類によって、スピンのかけやすいボールとそうでないボールがある。

»	スピン コントロール バックスピンとスコアライン バックスピンで止まるチップショット

パラグライダー用語辞典

スピン spin

左右の失速状態がアンバランスになり、左右どちらかが先に失速を始めるために起きる。
片翼が急激に失速に入るため後ろに落ちるように旋回が始まり、それを追うように失速していない片翼が前方へ加速する。そのため回転が始まり、回転が非常に速いため、フライヤーの回転がついていかず、ライザーが捻れツイストに入ることがある。
また、回転にともないエアーインテークから空気が流入するため翼型が維持され、それがさらにスピンを加速する。

スノーボード用語辞典

スピン

横回転系トリックの総称。

サーフィン用語集

スピン

読み方：すぴん
【英】：spin

波のパワーを利用して360°回転することをいう。ボディーボードの技

Juggling用語事典

スピン

読み方：すぴん
【英】：Spin

ボールやクラブにかける回転のこと。 クラブのスピンとは投げるときにクラブを回転させる事。クラブは回転させるために出来ているのでむしろ、回転させずに投げる方が難しい。回転数に応じてシングルスピン（1回転）、ダブルスピン(2回転）、トリプルスピン（3回転）などという。逆に回転をかけないことをフラットスピンという。（少し矛盾した用語である） ボールのスピンはトスジャグリングにおいては邪魔もの以外の何者でもない（ボールを落としやすいからである）が、バウンシングをしているときはスピンは強力な味方にもなりうる。スピンを上手にかけることによってボールがバウンスした後の動きを自由にコントロールする事ができるのである。例えばボールを遠くに投げ、床にバウンスした後まるで飼い犬のようにジャグラーの所に跳ね返ってくるようなことが可能である。ボールのスピンは観客に見えないため、非常にインパクトが大きい。ボビーメイの得意技である。 スピンのことをイングリッシュ(English)ということがある。英語(English)とつづりが全く同じなので、突然会話や文章の中に出てきても混乱しないように。

ウィキペディア

スピン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/05 13:14 UTC 版)

スピン（spin）

ウィキペディア小見出し辞書

スピン（ボルテックス・ビーム）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/18 08:41 UTC 版)

「テン・リングス」の記事における「スピン（ボルテックス・ビーム）」の解説

中指にはめる青緑色の指輪。空気を高速回転させて作り出した空気渦で、敵を直接攻撃するほか、物体を浮かせたり、装着者に空気渦を身にまとせて飛行させることも可能。

スピン（Spin、Agent BA-5）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/19 14:10 UTC 版)

「エリート・ビート・エージェント」の記事における「スピン（Spin、Agent BA-5）」の解説

EBAの新入りエージェント。『応援団』の田中一と菊地新太に相当し、ランク1「Breezin'」（「気軽に応援」に相当）で登場する。両耳を覆う大型のヘッドフォンがトレードマーク。

Weblio日本語例文用例辞書

「 スピン」の例文・使い方・用例・文例

• その車は逆方向にスピンしたあげく，木にぶつかった
• ボールにスピンをかける
• 私たちはヨットに大きなスピンネーカーを張った。
• トップスピンによってボールがより高くネットを越える。
• その一輪車乗りたちはスピンなどの技を見せてくれた。
• あの会社は出版部門のスピンオフにより新会社を設立した。
• カーブアウトは部分的なスピンオフであり、親会社の強みを高めることを目的とする。
• 左利きの投手から右利きの打者に投げられる、オフから脚に向かってスピンするボール
• テニスでボールに下方へ打ち下ろしバックスピンを与える返球
• バックスピンを伴って高い弧を描くように（ゴルフボールを）打つ
• バックスピンか高度をショットに与えるために、ゴルフ、テニス、またはホッケーで斜めに下向きに打つ（ボール）
• フォワード・スピンを加えながら、（ゴルフ、野球、またはプールのボールの上部）を打つ
• スピンドル形の体をしている淡水であるか沿岸の食用の魚
• 有糸分裂の間スピンドルが付属する染色体の濃密な特殊化した部分に関係する
• 真っ直ぐな主ぜんまいの力を打ち消す時計のらせん溝付きのスピンドル
• ルアーをキャストしスピンするために設計された釣り竿
• 前進する動きを遅らせ、逆にするスピン（通常動いているボール）
• 前進のスピン（通例動いているボールの）上向きのストロークでそうなる
• 荷電スピン1の電気的に中性なバリオン
• 磁気モーメントのスピンが配列され、反強磁性によって不完全な相殺が発生するフェライトの現象