スケルツォ変ホ短調とは? わかりやすく解説

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タネーエフ, セルゲイ・イヴァノヴィチ:スケルツォ 変ホ短調

英語表記/番号出版情報
タネーエフ, セルゲイ・イヴァノヴィチ:スケルツォ 変ホ短調Scherzo in E flat minor作曲年: 1873-4年  出版年1953年  初版出版地/出版社Moscow 

ブラームス:スケルツォ 変ホ短調

英語表記/番号出版情報
ブラームス:スケルツォ 変ホ短調Scherzo Op.4作曲年1851年  出版年1854年  初版出版地/出版社: Breitkopf & Härtel 

作品解説

2007年7月 執筆者: 和田 真由子

ブラームス18歳のときに作曲した唯一の独立したスケルツォである。ちょうど彼が作曲活動に力をいれはじめた頃の、初期ピアノ作品1851年8月ハンブルク完成1854年2月出版された。ブラームス生前出版された作品のなかでは、記念すべき第一作目にあたる。ブラームスシューマン訪問する前にヴァイマルリストのもとを訪れていて、そのとき持参した自作の曲の楽譜のなかにこのスケルツォ含まれていた。リストが、その自筆譜を、初見演奏してブラームス感嘆させたというエピソード知られている。
この曲の第一主題は、ショパンの『スケルツォ第一番』の主題にかなり似ており、このことはリストからも、指摘された。しかし、当時ブラームスショパンの曲を何も知らなかったという。ただしブラームスの師マルクスゼンがショパン音楽親しんでいたことは事実である。
また、この曲はハインリヒ・マルシュナーオペラ《ハンス・ハイリング》の序曲からの引用指摘されている。曲は2つトリオをもつA-B-A-C-Aといったロンドふうの構成をとる。楽譜は、ブラームス友人ピアニストヴェンツェル献呈された。


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