スキッド (航空)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 07:19 UTC 版)
横風の中を航空機が直進飛行する際には、垂直尾翼の存在により機首は風上を向こうとする。しかし、旋回開始時にバンクを得るためにエルロン操作を行うと、同時にエルロンはアドバースヨーを生じさせる。例えばパイロットから見て時計回りにバンクさせると左回りのヨーが発生し(機首は左に向こうとする)、相対風向に対してカニのように斜めに進行する。これをスリップと呼び、相対風は機体中心線に対して斜行する。これを補正するためにパイロットは右ラダーを踏むが、この踏み方が過剰だと反対側にスリップを起こす。これをスキッドと呼ぶ。
- ^ John S. Denker, See How It Flies. http://www.av8n.com/how/htm/snaps.html#sec-skids
- 1 スキッド (航空)とは
- 2 スキッド (航空)の概要
「スキッド (航空)」の例文・使い方・用例・文例
- 機械的なアンチスキッドブレーキシステム
- スキッドという加熱炉の部分
- スキッドマークという,圧延材料の部分的温度差によって現われる模様
- アンチスキッドシステムという,自動車の制御装置
- スキッドという,荷物運搬用の用具
- その商社はターボプロップ(航空)機市場が拡大すると見込んでいる。
- 7月23日,MV22オスプレイ12機が山口県にある米海兵隊岩(いわ)国(くに)(航空)基地に搬入された。
- その後,それらは沖縄県にある米海兵隊普(ふ)天(てん)間(ま)(航空)基地に移され,本格運用される予定だ。
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