サルトル【Jean-Paul Sartre】
ジャン=ポール・サルトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 07:47 UTC 版)
ジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトル(仏: Jean-Paul Charles Aymard Sartre [ʒɑ̃pɔl ʃaʁl ɛmaːʁ saʁtʁ]、1905年6月21日 - 1980年4月15日)は、フランスの哲学者、小説家、劇作家。内縁の妻はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。右目に強度の斜視があり、1973年にはそれまで読み書きに使っていた左目を失明した。自らの意志でノーベル賞を辞退した最初の人物である。
注釈
- ^ ノーベル賞受賞者であるアルベルト・シュヴァイツァーの伯父。エコール・ポリテクニックを卒業している。
- ^ つまり、母アン・マリ-・シュヴァイツァー(旧姓)とアルベルト・シュヴァイツァーはいとこであった。
- ^ その再婚相手は、エコール・ポリテクニック出身で当時工場長であったジョゼフ・マンシー。
- ^ サルトルは書簡の中で、「ノーベル財団を否定するつもりはないが、信条として個人と個人の間に差別を生じ得る事態を一切拒否している」と説明している[6]。
出典
- ^ トリル・モイ『ボーヴォワール 女性知識人の誕生』p110 大橋洋一 片山亜紀、近藤弘幸訳 平凡社 2003
- ^ フェミニズムの旗手ボーボワール生誕100周年、浮かび上がる「光と影」 AFP 2008年01月11日 2016年1月21日閲覧
- ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3032789 「カミュからサルトルへの手紙発見、暖炉の上で50年」AFPBB 2014年11月27日 2015年2月21日閲覧
- ^ http://www.lefigaro.fr/histoire/culture/2014/10/22/26003-20141022ARTFIG00081-prix-nobel-de-litterature-les-raisons-du-refus-de-sartre.php サルトルのスウェーデン・アカデミーへの書簡
- ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3035638 「サルトルのノーベル賞辞退の背景、書簡間に合わず 新資料で判明」AFPBB 2015年01月05日 2015年2月20日閲覧
- ^ 『20世紀全記録 クロニック』小松左京、堺屋太一、立花隆企画委員。講談社、1987年9月21日、p939
- ^ 「サルトル」p41 アニー・コーエン=ソラル著 石崎晴己訳 白水社文庫クセジュ 2006年6月10日発行
- ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3008168 『仏主要紙をSNS化で再建?記者ら激怒 「われわれは新聞だ」』AFPBB 2014年02月10日 2015年2月21日閲覧
- ^ ペーテル・エクベリ『おおきく考えよう 人生に役立つ哲学入門』晶文社、2017年、69頁。ISBN 978-4-7949-6975-0。
- 1 ジャン=ポール・サルトルとは
- 2 ジャン=ポール・サルトルの概要
- 3 主要著作
- 4 邦訳
- 5 関連書籍
固有名詞の分類
思想家 | トーマス・リード カール・マルクス ジャン=ポール・サルトル ウィリアム・ジェームズ レオポルド・セダール・サンゴール |
思想家 | トーマス・リード カール・マルクス ジャン=ポール・サルトル ウィリアム・ジェームズ レオポルド・セダール・サンゴール |
フランスの哲学者 | クロード・ルフォール フィリップ・ラクー=ラバルト ジャン=ポール・サルトル ジル・ドゥルーズ ベルナール・スティグレール |
反ユダヤ主義の研究者 | ヤン・グロス ハンナ・アーレント ジャン=ポール・サルトル 越智道雄 池内恵 |
フランスの小説家 | エティエンヌ・ピヴェール・ド・セナンクール オランプ・ド・グージュ ジャン=ポール・サルトル ドミニック・フェルナンデス エドモン・ド・ゴンクール |
フランスの劇作家 | アナトール・フランス ガブリエル・マルセル ジャン=ポール・サルトル エドモン・ロスタン サミュエル・ベケット |
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