饗宴
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『饗宴』(きょうえん、古希: Συμπόσιον、シュンポシオン、羅: Symposium)は、プラトンの中期対話篇の1つ。副題は「エロース(ἔρως、erōs)について」[1][2]。
- ^ 下薗勇磨「プラトン『饗宴』の考察 : ガリソンのデューイ主義を手引きに」『創価大学人文論集』第26号、創価大学人文学会、2014年、41-71頁、ISSN 0915-3365、NAID 120005820107。
- ^ 意訳的に「恋について」(角川・山本訳など)や「愛について」(新潮・森訳など)と訳される場合もある。
- ^ プラトンの次兄で、『国家』『パルメニデス』にも登場する、グラウコンか。
- ^ a b c 『饗宴』 久保勉訳 岩波文庫 p45
- ^ 当時のアテナイでは、パイデラスティアー(paiderastia少年愛)という年齢が上のものが下のものを愛人とし、さまざまな庇護や社会についての知識を与えるのが通例であった。
- ^ ヘシオドスの『神統記』を典拠とした、「天空神ウーラノスの陰茎から生まれた」という説。
- ^ ゼウスとディオーネーの娘として生まれたという説の場合。
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