サンライセ【サンライセ】(観賞樹)
登録番号 | 第11830号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 3日 | |
農林水産植物の種類 | アベリア×グランディフロラ | |
登録品種の名称及びその読み | サンライセ よみ:サンライセ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 松井識樹 | |
品種登録者の住所 | 奈良県北葛城郡當麻町今在家194-3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | トーマス P マックラン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Abelia ×grandifloraの枝変わりであり、樹姿は開張性、成葉は緑色で浅緑黄色の覆輪が入り、花は黄白色の庭園等向きの品種である。樹姿は開張性、樹高は中である。枝の太さはやや細、新梢の色は褐、分枝性は密、節間長は短である。葉全体の形は楕円形、先端及び基部の形は鋭形、葉身長及び葉身幅は中、新葉及び成葉表面の色は緑、斑の有無は有、パターンは覆輪、色数は1色、新葉の斑色は緑黄(JHS カラーチャート2707)、成葉の主たる斑色は浅緑黄(同2904)、葉の毛の多少は無、光沢は有、葉柄の長さはかなり短である。花序のタイプは集散花序、花の向きは上向き、花形は一重咲、花冠の形は筒状、花径及び花の長さは中、花色及び花筒の色は黄白(同2901)である。がく片の長さは中、色は淡紅、花数はやや少、花の香り及び開花期は中である。「フランシス メイソン」と比較して、分枝性が密であること、成葉の主たる斑色が浅緑黄であること、花色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1991年に育成者のほ場(アメリカ合衆国)において、A. ×grandifloraの枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「アベリア」、名称は「サンライズ」であった。 |
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