サケピカリ【サケピカリ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9787号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | サケピカリ よみ:サケピカリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 群馬県 | |
品種登録者の住所 | 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 折茂佐重樹、髙橋利和、成塚彰久、大澤実、小渕保夫、斎藤幸雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「山田錦」と「月の光」の雑種第1代に「山田錦」を交配して育成された固定品種であり、育成地(群馬県前橋市)における成熟期は中生の中、稈長がやや長、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型の酒造用の水稲、粳種である。草型は偏穂重型、稈長はやや長、細太はやや太、剛柔及び葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度はやや垂、穂長はやや長、穂数はやや少、粒着密度は中、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は少、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形はやや細長、大小は中、玄米の粒色は淡褐、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中、心白の多少はやや多、大小はやや大である。出穂期及び成熟期は中生の中、穂発芽性は易、耐倒伏性はやや弱、脱粒性はやや易、穂いもち圃場抵抗性は強、葉いもち圃場抵抗性はやや強、白葉枯病抵抗性品種群別は金南風群、白葉枯病圃場抵抗性は中、しま葉枯病抵抗性品種群別は外国稲型(St2i)、蛋白質含量はやや低である。「若水」と比較して、稈長が長いこと、精玄米千粒重が小さいこと、しま葉枯病抵抗性品種群別が外国稲型(St2i)であること等で、「ゴロピカリ」と比較して、稈の剛柔が柔いこと、止葉が垂れること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に出願者のほ場(群馬県前橋市)において、「山田錦」と「月の光」の雑種第1代に「山田錦」を交配し、5年に雑種第4代で個体選抜、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、6年から特性検定試験及び7年から生産力検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「群馬酒23号」であった。 |
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