コマグリーン【コマグリーン】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7180号 |
登録年月日 | 1999年 4月 15日 | |
農林水産植物の種類 | メドウフェスク | |
登録品種の名称及びその読み | コマグリーン よみ:コマグリーン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 4月 16日 | |
品種登録者の名称 | 三井東圧肥料株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区日本橋大伝馬町11番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村上馨、金子幸司、磯川佳之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,海外導入の12品種を育種母材とした選抜個体から合成された固定品種であり,茎長が長,千粒重が重,越冬性が良く,網斑病及びかさ枯病抵抗性が強い採草及び放牧向きの早生品種である。出穂期の草型は中間~直立型,茎の太さはやや細,茎長は長である。葉幅はやや狭,葉身長及び葉色は中である。穂長は中,穂数はやや少,千粒重は重,春の草勢は良,秋の草勢はやや良,出穂期は早生,出穂茎率は多である。越冬性は良,網斑病及びかさ枯病抵抗性は強である。「ファースト」と比較して,茎長が長いこと,千粒重が重いこと,越冬性が良であること,冠さび病が強いこと等で,「トモサカエ」と比較して,茎長が長いこと,穂数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和57年~平成元年に出願者のほ場(北海道河東郡音更町)において,海外から導入した12品種を育種母材として,熟期,草勢,葉数,耐病性等に着目した選抜を繰り返して233個体を選抜,元年にこれらの個体群から放任受粉を行って合成された固定品種であり,3年から北海道内の国公立農業試験場等で品種選定試験を行い,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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