クロバナロウゲとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > バラ科 > クロバナロウゲの意味・解説 

黒花狼牙

読み方:クロバナロウゲ(kurobanarouge)

バラ科多年草高山植物

学名 Comarum palustre


クロバナロウゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/24 15:57 UTC 版)

クロバナロウゲ
クロバナロウゲ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: クロバナロウゲ属 Comarum
: クロバナロウゲ C. palustre
学名
Comarum palustre L. (1753)
シノニム

Potentilla palustris (L.) Scop. (1771)

和名
クロバナロウゲ
英名
marsh cinquefoil


Comarum palustre
Comarum palustre

クロバナロウゲ(黒花狼牙、Comarum palustre)は、バラ科クロバナロウゲ属に属する多年草である。クロンキスト体系などではキジムシロ属クロバナロウゲ亜属に分類されていたが、APG植物分類体系では独立したクロバナロウゲ属に含められた。

概要

北海道本州中部地方以北の亜高山帯の湿地や湿原に生えるが、北海道では低地にも見られる。茎は上向きの伏毛が密生する。下部は地を這って分枝し、高さ30~100cmになる。

葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は1~3対あり、長さ4~7cmの狭長楕円形。また葉には鋸歯があり、葉裏は白っぽく絹毛がある。葉の基部に托葉がある。

花期は7~8月。葉腋から柄を出し、まばらな集散花序をなす。花は暗紫褐色で、径は1.5~2.5cm。花弁は萼片より小さく、暗紫褐色の披針形。萼片は5個で、水平に開出し、卵形で、先が尖り、内側は暗紫褐色で、外側は緑色にやや褐色を帯びる。副萼片は5個で、萼片より細く短く、両面とも緑色。雄しべは多数ある。花後に花床が膨れる。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クロバナロウゲ」の関連用語

クロバナロウゲのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クロバナロウゲのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクロバナロウゲ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS