クォーク=とは? わかりやすく解説

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クオーク【quark】


クォーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 17:36 UTC 版)

クォーク (quark) とは、素粒子のグループの一つである。レプトンボソンとともに物質の基本的な構成要素であり、クォークはハドロンを構成する。クオークと表記することもある[1]


  1. ^ 学術用語集物理学編では「クォーク」を採用している。
  2. ^ "Three quarts for Mister Mark" (マーク氏に3クォートを!)という酒場での掛け声を、韻を踏むように改変した文章であるとゲルマンはしている
  3. ^ M. Gell-Mann (1995). The Quark and the Jaguar: Adventures in the Simple and the Complex. Henry Holt and Co. p. 180. ISBN 978-0-8050-7253-2 
  4. ^ Quark (subatomic particle)”. Encyclopædia Britannica. 2008年6月29日閲覧。
  5. ^ R. Nave. “Confinement of Quarks”. HyperPhysics. Georgia State University, Department of Physics and Astronomy. 2008年6月29日閲覧。
  6. ^ R. Nave. “Bag Model of Quark Confinement”. HyperPhysics. Georgia State University, Department of Physics and Astronomy. 2008年6月29日閲覧。
  7. ^ R. Nave. “Quarks”. HyperPhysics. Georgia State University, Department of Physics and Astronomy. 2008年6月29日閲覧。
  8. ^ a b B. Carithers, P. Grannis (1995). “Discovery of the Top Quark” (PDF). Beam Line (SLAC) 25 (3): 4–16. http://www.slac.stanford.edu/pubs/beamline/25/3/25-3-carithers.pdf 2008年9月23日閲覧。. 
  9. ^ E.D. Bloom et al. (1969). “High-Energy Inelastic ep Scattering at 6° and 10°”. Physical Review Letters 23 (16): 930–934. doi:10.1103/PhysRevLett.23.930. 
  10. ^ M. Breidenbach et al. (1969). “Observed Behavior of Highly Inelastic Electron–Proton Scattering”. Physical Review Letters 23 (16): 935–939. doi:10.1103/PhysRevLett.23.935. 
  11. ^ K. Nakamura et al. (Particle Data Group) (2010). “Review of Particle Physics: Quarks”. Journal of Physics G 37: 075021. doi:10.1088/0954-3899/37/7A/075021. http://pdg.lbl.gov/2010/tables/rpp2010-sum-quarks.pdf. 


「クォーク」の続きの解説一覧

クォーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/11 09:38 UTC 版)

クォークモデル」の記事における「クォーク」の解説

今日の形のクォークモデルは、マレー・ゲルマンによって1964年提唱された。また、同時期にユヴァル・ネーマンおよびジョージ・ツワイクもこのモデル導いたクォーク模型は、複合粒子構成する基本粒子電荷分数にすること、およびそれらの基本粒子はまだ観測されていない粒子であると考えることによって完成した坂田模型は、すでに観測されていた陽子中性子およびラムダ粒子基本粒子考えていた)。スピン3⁄2のΩ− 粒子基底状態十重項のメンバーであり、モデルから存在予想された。この粒子ブルックヘブン国立研究所における実験発見されたとき、マレー・ゲルマンはこの業績によりノーベル賞受賞した

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クォーク(声:乃村健次)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 16:01 UTC 版)

ラチェット&クランク」の記事における「クォーク(声:乃村健次)」の解説

おなじみ邪魔者今作ではクランクによる攻略の跡を自分闘った歴史だとでっち上げ実演して伝記創るが、ラチェット助けるため活躍する

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クォーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 03:06 UTC 版)

標準模型の歴史」の記事における「クォーク」の解説

クォーク模型に至る道は、20年に至る道のりであった小林稔の2中間子仮説を、わずかばかり修正し坂田の2中間子仮説が出る。その後多く素粒子分類理論化する試みがなされ(1949年2粒子からなるヤン・フェルミ模型など)、1953年マレー・ゲルマン西島和彦らのストレンジネス同時発見なされる。これらを元に1955年坂田昌一坂田模型発表し大貫義郎らが、群論使いSU(3)モデル(IOO対称性)を示す。(クォーク模型において群論使った嚆矢)。さらに、八道説(日本でも唱えられている)を経てマレー・ゲルマンジョージ・ツワイクユヴァル・ネーマン1964年独立してクォークを示し長い素粒子整理する戦いは終わる。量子色力学は、クォークの3要素電荷1/3)に対応するよう構成されることになる。これによりゲルマンノーベル賞受賞

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クォーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 02:35 UTC 版)

スターオーシャンシリーズ」の記事における「クォーク」の解説

クラウストロ人を中心とした反銀河連邦組織拠点クラウストロ3号星だが、惑星政府とは無関係

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クォーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 05:40 UTC 版)

フレーバー (素粒子)」の記事における「クォーク」の解説

全てのクォークはバリオン数B = 1⁄3を持つ。加えて、それらは弱アイソスピンT3 = ±1⁄2を持つ。正のT3クォーク(アップチャームおよびトップクォーク)はアップ型クォークと呼ばれ、負のT3クォークはダウン型クォークと呼ばれるアップ型およびダウン型クォークの各二重項は、クォークの一つ世代構成する。 クォークは以下のフレーバー量子数を持つ: アイソスピン: アップクォークI3 = 1⁄2、ダウンクォークI3 = −1⁄2。 ストレンジネス (S): ストレンジクォーク−1マレー・ゲルマンによって導入された。 チャーム (C): チャームクォーク+1ボトムネス (B′): ボトムクォーク−1トップネス (T): トップクォーク+1。 これらは電磁相互作用および強い相互作用保存される弱い相互作用では保存されない)ので、有用な量子数である。これらから派生的次の量子数構成できる: 超電荷 (Y): Y = B + S + C + B′ + T 電荷: Q = I3 + 1⁄2Y(中野・西島・ゲルマンの法則参照任意のフレーバーのクォークはハミルトニアン弱い相互作用部分固有状態である。そして、それは明確な方法ウィークボソン相互作用する。反対に固定質量フェルミ粒子ハミルトニアン力学相互作用および強い相互作用部分固有状態)は、通常さまざまなフレーバー重ね合わせである。その結果、ある量子状態含まれるフレーバーは、自由伝播する形で変化しうる。フレーバーからクォーク質量基盤への変換は、いわゆるカビボ-小林-益川行列CKM行列)によって与えられる。この行列ニュートリノPMNS行列類似して、クォークの弱い相互作用におけるフレーバー変換強度定義するCKM行列は、少なくとも三世代が存在する場合は、CP対称性の破れ許容する

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クォーク

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 14:12 UTC 版)

異表記・別形

語源

英語:quark転写

名詞

  1. ハドロン構成する素粒子単独存在することはなハドロン中にのみ存在する。+2/3e電荷を持つアップトップチャームと、-1/3・e電荷を持つダウン・ボトム・ストレンジの六種類がある。それぞれの粒子色荷という物理量有していて、ハドロン中で色荷白色なければならない性質を持つ。
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「クォーク」の例文・使い方・用例・文例

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