キコ・マルチネス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/01 08:19 UTC 版)
| 基本情報 | |
|---|---|
| 本名 | フランシスコ・マルティネス・サンチェス |
| 通称 | La Sensación(センセーション) |
| 階級 | フェザー級 |
| 身長 | 160cm |
| リーチ | 167.5cm |
| 国籍 | |
| 誕生日 | 1986年3月7日(39歳) |
| 出身地 | バレンシア州アリカンテ県エルチェ |
| スタイル | オーソドックス |
| プロボクシング戦績 | |
| 総試合数 | 58 |
| 勝ち | 44 |
| KO勝ち | 31 |
| 敗け | 12 |
| 引き分け | 2 |
キコ・マルチネス(Kiko Martínez、1986年3月7日 - )は、スペインの元プロボクサー。バレンシア州エルチェ出身。元IBF世界スーパーバンタム級王者。元IBF世界フェザー級王者。世界2階級制覇王者
概要
マドリードを主要拠点にしている。アマチュア時代から強打で鳴らしており、アマチュアで戦った40戦で38のノックアウト勝利がある。スペインではボクシング人気の低下からテレビや新聞でボクシングが取り上げられることが少なくなっているが、世界王者になって地元に凱旋して行ったジェフリー・マゼブラとの初防衛戦でも、会場は満員となったがテレビ放送は全国放送はなく地元限定の放送となったことで、マルチネスは防衛を重ねることでスペインのボクシング人気を取り戻したいとしていた[1]。
来歴
スーパーバンタム級
スペインによくいるサッカー少年であったが、14歳の時に偶然入ったジムでボクシングを始める[1]。
2004年6月11日、プロデビュー戦を3回TKO勝ち。
2005年7月15日、ベニドルムでTWBAスーパーバンタム級王者マヌエル・ゴメスとTWBA同級タイトルマッチを行い、4回KO勝ちで王座獲得に成功した。
2006年3月10日、エルチェのパビリオン・ムニシパル・エスペランサ・ラグでEBUヨーロッパ連合スーパーバンタム級王者サレム・ブアイタとEBUヨーロッパ連合同級タイトルマッチを行い、3-0(100-91、99-93×2)の判定勝ちを収め王座を獲得した。
2006年7月14日、アリカンテにてジョン・ビカイとEBUヨーロッパ連合スーパーバンタム級タイトルマッチを行い、3-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。
2007年8月25日、アイルランドのダブリンにあるポイント劇場でEBU欧州スーパーバンタム級王者のバーナード・ダンとEBU欧州同級タイトルマッチを行い、初回1分26秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[2]。
2008年3月7日、ノッティンガムのハーヴェイ・ハッデン・スタジアムでレンドール・ムンローとEBU欧州同級タイトルマッチを行うも、プロ初黒星となる12回0-2(114-114、113-115×2)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[3]。
2009年2月27日、ヨークシャー州バーンズリーのバーンズリー・メトロドームでEBU欧州スーパーバンタム級王者のレンドール・ムンローとEBU欧州同級タイトルマッチでダイレクトリマッチによる再戦を行い、12回0-3(113-116、112-116、110-118)の判定負けを喫し王座に返り咲き出来なかった[4]。
2009年9月25日、南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグのナスレック・インドア ・アリーナでタカラニ・ヌドロブとIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行うも、12回0-3(113-115、112-116、111-117)の判定負けを喫しセレスティーノ・カバジェロへの挑戦権獲得に失敗した。
2010年4月16日、カスティーリャ・レオン州バリャドリッドでフェリシアーノ・ダリオ・アズアガとWBOラテンアメリカスーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、3回1分12秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2011年4月15日、マドリードのプラザ・デ・トロス・ラ・キュビエルタでジェイソン・ブースとEBU欧州スーパーバンタム級王座決定戦を行い、10回KO勝ちを収め王座へ返り咲いた[5]。
2012年3月9日、リヨンのパレ・デ・スポール・デ・リヨンでアルセン・マーティロスヤンとEBU欧州同級タイトルマッチを、12回TKO勝ちを収め初防衛に成功した[6]。
2013年2月9日、ベルファストのオデッセイ・アリーナでIBFインターコンチネンタルスーパーバンタム級王者のカール・フランプトンと王座統一戦を行い、9回KO負けを喫しEBU欧州王座の2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[7]。
2013年4月27日、ブエノスアイレスにあるエスタディオ・ホセ・アマルフィターニでダミアン・デビッド・マルシアノとWBCラテンアメリカスーパーバンタム級王座決定戦を行い、2回1分41秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2013年8月17日、ニュージャージー州アトランティックシティにあるレベル・アトランティックシティでIBF世界スーパーバンタム級王者のジョナサン・ロメロとIBF世界同級タイトルマッチを行い、6回2分40秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[8][9]。
2013年12月21日、エルチェのパビリオン・ムニシパル・エスペランサ・ラグにて元IBF世界スーパーバンタム級王者でIBF世界同級1位のジェフリー・マゼブラとIBF世界同級タイトルマッチを行い、9回2分5秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[10][11]。
2014年4月23日、大阪府大阪市中央区の大阪城ホールで元世界2階級制覇王者でIBF世界スーパーバンタム級13位の長谷川穂積とIBF世界同級タイトルマッチを行い、7回1分20秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[12][13]。
2014年9月6日、ベルファストのタイタニック・クオーターでIBF世界スーパーバンタム級2位のカール・フランプトンとIBF世界同級タイトルマッチで1年7ヶ月ぶりに対戦するも、12回0-3(108-119×2、111-118)の判定負けを喫し3度目の防衛に失敗、王座から陥落した[14][15]。
2015年7月18日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級レギュラー王者スコット・クィッグとWBA世界同級タイトルマッチを行うも、2回1分4秒TKO負けを喫しIBFに続く王座を獲得出来なかった[16][17]。
フェザー級
2016年2月27日、アナハイムのホンダ・センターで世界3階級制覇王者でWBA世界フェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルスとWBA世界同級タイトルマッチを行うも、5回2分9秒TKO負けを喫し2階級制覇に失敗した[18][19]。
2017年5月13日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでWBCインターナショナルフェザー級王者のジョシュ・ワーリントンとWBCインターナショナル同級タイトルマッチを行うも、12回0-2(112-116×2、114-114)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[20]。
2019年5月18日、バークレイズ・センターでWBC世界フェザー級王者ゲーリー・ラッセル・ジュニアとWBC世界同級タイトルマッチを行うも、5回TKO負けを喫し2階級制覇に失敗した[21]。
2021年11月13日、シェフィールドでIBF世界フェザー級王者のキッド・ガラハドとIBF世界同級タイトルマッチを行い、6回TKO勝ちを収め2階級制覇を達成した[22]。
2022年3月26日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナでIBF世界フェザー級4位のジョシュ・ワーリントンとIBF世界同級タイトルマッチで5年ぶりに対戦するも、7回2分12秒TKO負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[23][24]。
2023年4月8日、有明アリーナでIBF世界フェザー3位の阿部麗也とIBF世界同級挑戦者決定戦を行うも、12回0-3(111-117、109-119×2)の判定負けを喫しルイス・アルベルト・ロペスへの挑戦権を獲得できなかった[25][26]。
獲得タイトル
- TWBAスーパーバンタム級王座
- EBUヨーロッパ連合スーパーバンタム級王座
- EBU欧州スーパーバンタム級王座
- WBOラテンアメリカスーパーバンタム級暫定王座
- WBCラテンアメリカスーパーバンタム級王座
- IBF世界スーパーバンタム級王座(防衛2)
- EBU欧州フェザー級王座
- IBF世界フェザー級王座(防衛0)
脚注
- ^ a b “Kiko Martinez: I’d love to fight Donaire and Rigondeaux”. Fightnews.com (2014年1月13日). 2014年1月14日閲覧。
- ^ “Dunne loses title in first round”. RTÉ (2007年8月27日). 2007年8月28日閲覧。
- ^ “Munroe Upsets Kiko Martinez, Wins Decision”. Boxing Scene.com (2008年3月7日). 2008年3月8日閲覧。
- ^ “Munroe impresses in Euro defence”. BBC (2009年2月27日). 2009年2月28日閲覧。
- ^ “Kiko Martinez Stops Jason Booth in Ten, Wins EBU Belt”. Boxing Scene.com (2011年4月15日). 2011年4月16日閲覧。
- ^ “Kiko Martinez Stops Arsen Martirosyan In 12th Round”. Boxing Scene.com (2012年3月9日). 2012年3月10日閲覧。
- ^ “Frampton KO's Martinez in Nine: Selby, Lee, Proksa Win”. Boxing Scene.com (2013年2月9日). 2013年2月10日閲覧。
- ^ “Kiko Martinez Revives Career With TKO of Romero”. Boxing Scene.com (2013年8月17日). 2013年8月18日閲覧。
- ^ スペインに新王者 マルティネス、ロメロをTKO ボクシングニュース「Box-on!」 2013年8月19日
- ^ “Kiko Martinez Halts Jeffrey Mathebula In Nine Rounds”. Boxing Scene.com (2013年12月21日). 2013年12月22日閲覧。
- ^ マルティネスがKOで凱旋V1 IBF・S・バンタム Boxing News(ボクシングニュース) 2013年12月23日
- ^ 長谷川、7回TKOで散る IBF・S・バンタム級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月23日
- ^ “Kiko Martinez Stops Hozumi Hasegawa In Seven Rounds”. Boxing Scene.com (2014年4月23日). 2014年4月24日閲覧。
- ^ フランプトン、キコ・マルチネスに大差の勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月7日
- ^ “Carl Frampton beats Kiko Martinez to become IBF world champion”. BBC (2024年9月7日). 2024年9月8日閲覧。
- ^ “Scott Quigg Wipes Out Kiko Martinez in Two Rounds”. Boxing Scene.com (2015年7月18日). 2015年7月19日閲覧。
- ^ クイッグ速攻でV6、ペレスは物議醸すドロー防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年7月19日
- ^ サンタクルスがマルチネス一蹴、フランプトン戦希望 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月28日
- ^ “Leo Santa Cruz Batters Game Kiko Martinez In Five Rounds”. Boxing Scene.com (2016年2月28日). 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Josh Warrington Digs Deep For Majority Decision Over Kiko Martinez”. Boxing Scene.com (2017年5月14日). 2017年5月15日閲覧。
- ^ “Gary Russell Stops Kiko Martinez in Five Due To Cut”. Boxing Scene.com (2019年5月19日). 2019年5月20日閲覧。
- ^ “Kiko Martinez Knocks Kid Galahad Out Cold in Sixth, Captures IBF Title”. Boxing Scene.com (2021年11月14日). 2021年11月15日閲覧。
- ^ “ウォーリントンがマルティネスを7回TKO IBFフェザー級王者に復帰”. Boxing News(ボクシングニュース) (2022年3月27日). 2022年3月27日閲覧。
- ^ “Josh Warrington Drops, Stops Kiko Martinez in Seven To Capture IBF Title”. Boxing Scene.com (2022年3月27日). 2022年3月28日閲覧。
- ^ “まるで闘牛士…阿部麗也、自慢の高速ボクシングで強豪に完勝 IBF世界フェザー級挑戦権獲得”. 日刊スポーツ (2023年4月8日). 2023年4月9日閲覧。
- ^ “Reiya Abe Soundly Outpoints Kiko Martinez To Become IBF Mandatory Challenger”. Boxing Scene.com (2023年4月8日). 2023年4月9日閲覧。
- ^ “Kiko Martinez, Former Two-Division Titlist, Announces Retirement”. Boxing Scene.com (2023年8月20日). 2023年8月21日閲覧。
- ^ “元2階級制覇王者キコ・マルティネスが引退 長谷川穂積、阿部麗也と対戦”. Boxing News(ボクシングニュース) (2023年8月21日). 2023年8月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
| 前王者 ジョナサン・ロメロ |
IBF世界スーパーバンタム級王者 2013年8月17日 - 2014年9月6日 |
次王者 カール・フランプトン |
| 前王者 キッド・ガラハド |
IBF世界フェザー級王者 2021年11月13日 - 2022年3月26日 |
次王者 ジョシュ・ワーリントン |
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