オトク (モンゴル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/18 10:00 UTC 版)
オトク(モンゴル語: Otoγ)とは、主にモンゴルの北元時代に用いられた社会集団の名称。
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- ^ この単語は他のアルタイ系諸語にも輸入されており、クリミア・タタール語・オスマン語のodaは「部屋、住宅、家、1部屋に住む兵士」を意味し、ウイグル語のotaġは「家、部屋」を意味し、チャガタイ語のotaqは「小屋、天幕」を意味し、トゥングース語のotokは「野営」を意味する(ウラジーミルツォフ,301-302頁)。
- ^ また、「ヨンシエブ」から分割された「ハラチン」が「7オトク・ハラチン」と呼称されていることもオトクがダヤン・ハーン死後に形成されたという推測を裏付けている(森川1972,40頁)
- ^ 森川1972,41頁
- ^ 森川1976,136-145頁
- ^ 森川1973,320-321頁
- ^ 森川1973,325頁
- ^ 原史料では「舎奴郎」とされるが、これは「奴」「郎」を転倒しており、「舎郎奴=Sirnud=Sirsud」とするのが正しいとされる
- ^ 和田 1959,373-374頁
- 1 オトク (モンゴル)とは
- 2 オトク (モンゴル)の概要
- 3 参考文献
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