エダカビ属とは? わかりやすく解説

エダカビ

(エダカビ属 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 00:28 UTC 版)

エダカビは、接合菌門接合菌綱トリモチカビ目エダカビ科に属する菌類の一群である。ほとんどがケカビ類を宿主とする菌寄生菌である。




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エダカビ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 22:44 UTC 版)

エダカビ科」の記事における「エダカビ属」の解説

エダカビ属は背が高く大きいものは1cmにもなる。菌糸細く宿主カビ基質上や気中の菌糸にからむ。宿主菌糸上をはう菌糸ところどころ膨らみ生じ、そこから宿主菌糸中に状の吸器侵入させる分節胞子のう柄はやや太く、ほとんど太さ変わらず真っすぐに上に伸びる基部は種によっては匍匐枝状に横に走る場合がある。柄は途中から二又分枝三又場合もある)を数回繰り返すそれぞれの先端には多数分節胞子のう形成される多く場合、柄の先端には、まず膨張部ができて、その表面から棒状突出部を生じその内部に一列胞子のう胞子形成される胞子成熟すると、突起内に胞子並んだ状態から、胞子一個ずつがバラバラになるようにして放出される分節胞子のうが下の胞子の形ができてから、次にその先胞子の形ができる、というように、出芽的に生じる例も知られている。また、胞子性のものも知られている。 柄の先端膨張部を頂のうというが、胞子成熟した後にこれが柄から分離する種と、そのまま柄の先に残る種とがある。また、一部の種では頂のうが形成されず、柄の先端直接分節胞子のうがつく。

※この「エダカビ属」の解説は、「エダカビ科」の解説の一部です。
「エダカビ属」を含む「エダカビ科」の記事については、「エダカビ科」の概要を参照ください。

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