未発見元素の一覧とは? わかりやすく解説

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未発見元素の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 14:56 UTC 版)

未発見元素の一覧(みはっけんげんそのいちらん)では、第9周期までのIUPAC(国際純正・応用化学連合)で認定されていない元素の一覧を載せる。なお、これらの元素の名称(IUPAC名)はIUPAC命名法に基づく暫定的な元素の系統名である。2023年現在、119番元素以降はすべてこれに属する。


注釈

  1. ^ 2015年12月31日を以って、第7周期までの元素(118番元素まで)が全て発見済みであると、IUPACによって認定されている。
  2. ^ a b c 陽子数が魔法数であることから、長寿命が期待されている。
  3. ^ a b 陽子数が137を超えると、ボーアの原子模型において1s軌道の電子が光速を越える。またディラック方程式によると基底状態のエネルギーが虚数になる。このことからリチャード・ファインマンはウントリセプチウムが最後の元素である可能性を指摘し、それに因んでファインマニウム(Feynmanium, Fy)という名で非公式に呼ばれる事がある。
  4. ^ 相対論効果によって電子軌道エネルギー準位が逆転し、8p軌道の一部が6f軌道に優先する可能性がある。その場合はFブロック元素ではなくPブロック元素となり、これ以降の元素では電子配置や元素のブロック、周期表の位置が変化する。→拡張周期表#Pyykköの拡張周期表
  5. ^ a b 陽子数173では1s軌道の電子の束縛エネルギーが電子-陽電子の対生成に必要なエネルギーに等しくなり、内部で自然発生する可能性がある。その場合、陽子数174以上では現在知られているような電子殻は構成されず、ここに示した電子配置は実在し得ないことになる。

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