アンコ椿は恋の花とは? わかりやすく解説

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アンコ椿は恋の花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/10 04:52 UTC 版)

「アンコ椿は恋の花」
都はるみシングル
B面 恋でゴザンス港町
リリース
ジャンル 演歌
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 星野哲郎(作詞)
市川昭介(作曲)
ゴールドディスク
都はるみ シングル 年表
てれちゃう渡り鳥
(1964年)
アンコ椿は恋の花
(1964年)
さすらい小鳩
1965年
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アンコ椿は恋の花」(アンコつばきはこいのはな)は、1964年10月5日に発売された都はるみの3枚目のシングル。

解説

都はるみにとって初めてのヒット曲であり、ミリオンセラーとなった。また、都はこの曲で第6回日本レコード大賞の新人賞を受賞した[注釈 1]。1990年時点での売上は130万枚[1]

都が引退舞台とした1984年の『第35回NHK紅白歌合戦』において、番組本放送終了後、都を送るべく出場歌手全員によってこの曲が合唱された。この10年後の1994年に『思い出の紅白歌合戦』で同紅白が再放送された際、その模様も特典映像として放送された。

都にとって5年ぶりの復帰ステージとなった1989年の『第40回NHK紅白歌合戦』では、この年から導入された2部制の第1部の大トリとしてこの曲を歌唱、都が紅白でこの曲を歌うのは初めてだった。

「アンコ」

この歌は伊豆大島を舞台にした楽曲で、波浮港も登場する。表題中の「アンコ」とは、あんこのことではなく、伊豆大島のことばで元来は目上の女性を指し、「お姉さん」の訛った語とされている[2]

本曲の歌碑が波浮港近傍に2000年に建立され、それを記念して同年7月26日に「伊豆大島波浮港開港200周年記念 都はるみコンサート」が開催された[3][4]。当時は伊豆諸島北部群発地震の最中であり、同日夜にも震度1の微震が発生。一時はコンサートの中止も検討したが、新島村長からの要望もあり予定通り開催された[5]

収録曲

  1. アンコ椿は恋の花(3分58秒)
  2. 恋でゴザンス港町(3分25秒)

カバー

映画

アンコ椿は恋の花
監督 桜井秀雄
脚本 山根優一郎
小林久三
製作 升本喜年
出演者 香山美子
竹脇無我
音楽 市川昭介
撮影 荒野諒一
編集 浜村義康
製作会社 松竹
公開 1965年4月10日
上映時間 80分
製作国 日本
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1965年4月10日松竹により同名の映画が公開された。

キャスト

スタッフ

  • 監督:桜井秀雄
  • 脚本:山根優一郎小林久三
  • 製作:升本喜年
  • 撮影:荒野諒一
  • 音楽:市川昭介
  • 美術:森田郷平
  • 録音:平松時夫
  • 照明:飯島博
  • 編集:浜村義康

脚注

注釈

  1. ^ 当時は最優秀新人賞はなかった。

出典

  1. ^ 文藝春秋』1990年4月号、334-335頁。
  2. ^ ごあんない”. みどころマップあんこさん. 東京都大島町 (2014年12月8日). 2020年1月5日閲覧。
  3. ^ 都はるみ「伊豆大島波浮港開港200周年記念 都はるみコンサート」を含むDVD3タイトル同時 2018年2月21日発売!!”. 楽園堂. 楽園堂. 2020年1月5日閲覧。
  4. ^ 都はるみが2000年に開催した伝説の伊豆大島ライブがDVDで蘇る!』(プレスリリース)日本コロムビア株式会社、2018年2月5日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000019470.html2020年7月19日閲覧 
  5. ^ 地震に負けないで!! 伊豆大島で都はるみが熱唱中日スポーツ、2000年7月27日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)

関連項目





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